「作者名 か行」 ページ一覧

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堅木洋子 Katagi,Yoko

2010年10月 5日

【イラスト:ミツバアケビ(C)Katagi,Yoko】
ミツバアケビ(アケビ科)Akebia trifoliata

ミツバアケビの美しい紫色の果実を見て苗を購入しましたが、何年経っても結実しません。
二年前に知人宅の五葉アケビの雄花を頂き、受粉させた所、大豊作で感激しました。
紫色の背中も割れた実もと欲張り、今春は花も描き加えました。
花色が濃いので雄花が開葯すると花粉の白い筋が見え、雌雄共に花弁は無く
外側にあるのは、ガク片です。
果肉は甘く外皮は苦みがあるので油料理等に、ツルでカゴを編んだりと用途はいろいろです。

作者 プロフィール

堅木 洋子(埼玉県)
1998年末、市内のNHK文化センターで開講される植物画教室の生徒募集を機に
習い始めました。絵筆を持つのは中学校の美術の授業以来でした。
元々、花好きの私、植物を観察しながら描くと新しい発見があり楽しく、奥深い世界に出会いました。
父が果樹園を営んでいたので、巨峰を始め、種々の果物が身近にあり、花が咲いたら
実が成る、まさに結果、この事を一枚の画面に描きたいと思いました。
あまり細部に捕らわれすぎず、思い切りの良い筆づかい、色使いで生き生きとした植物画を
描きたいと思います。1950年、埼玉県生まれです。

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北村亘 Kitamura, Wataru

2010年7月 4日

【イラスト:ハンゲショウ(C)Kitamura,Wataru】
ハンゲショウSaururus chinensis(Lour.)Baill.

名前の由来は、半夏生(太陽の黄経が100°になる日)の頃に花を咲かせることで
葉の一部を残して白く変化する。 高さ50~100cmほどに成長し、葉は互生で
長さ5~15cmほど、卵形で基部がハート形の細長い形状である。
夏至を過ぎた頃に10~15cmほどの穂状花序を葉の付け根につける。
花序の直ぐ下に位置する葉の表面が白く変化し花弁の役目を果たす。
ドクダミに似た独特のにおいを出す。

作者 プロフィール

北村亘 Kitamura,Wataru(東京都)
植物画との出会いは1990年55歳の6月からで、20年の歳月になりました。
私の住まいは東京に隣接した狛江市です。自宅の近くに市の文化センターがあり、日曜に時々1階の図書館に参りますが2階は色々な趣味の講座が開かれており、講座の1つに狛江ボタニカルアート倶楽部の看板が掛かっておりました。 
ボタニカルアートとは何をするのだろう?と、入口から中をチラリと覗いたところ
見えたのが美しい植物画でした。
自然に惹きつけられるように中へ入りますと、高齢の男の先生と素晴しい女性が
透き通るような絵を描いておられました。
入会してご紹介されたのが日本ボタニカルアートの先駆者、故 藤島淳三先生、
只今当倶楽部会員、石川美枝子様という方々でした。
振り返ってみますと、丁度その年の5月3日に上野の国立科学博物館で日本植物画倶楽部
の設立総会が開かれたようで、それから20年の歳月が経過しました。

狛江ボタニカルアートの歴史は27年目を迎え、設立された92歳、88歳の長老男性が
今も元気に毎月絵を楽しまれており、私が只今3番目の会長をお引き受けし、
展示会などの継続に努力しております。

私は現在コンピューターセキュリティの会社経営を35年継続してきましたが
全てがデジタル化で大変疲れて参ります。
ボタニカルアートはアナログの感性が重要なポイントです。
絵を描くのは疲れるときもありますが、精神的に大変癒され励まされます。
業界誌の表紙絵として要望され、内心嬉しく自慢です。

●現在の活動状況
1.狛江市文化祭の展示、活動デモストレーション。
2.東京都練馬光が丘にある緑の相談所に100点近くが展示できる会場があり、
 東京都内の5倶楽部で20年以上の歴史ある展示会を開催しています。
 毎年、700名以上の観覧者が来られています。
3.富山県植物園の薬草植物画展入選。
4.山口県植物園から個人として毎年絵の展示の御依頼を受けています。
5.現在、東京都薬草園で私の絵であるシロヤマブキ、他、当会5名の作品が
 展示されています。

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北博子 Kita, Hiroko

2010年6月 5日

 

【イラスト:ガクアジサイKita, Hiroko】

 

ガクアジサイ‘三原八重’(アジサイ科(旧ユキノシタ科)Hydrangea macrophylla f. normalis ‘Mihara-yae’

装飾花はその名の通り八重咲きで、それを支える花柄は紫がかった鮮や
かな青。花の青と蕾の黄緑が混在し、周りの白い装飾花とのコントラスト
が美しいアジサイです。
このミハラヤエに初めて相模原北公園で出会い、その凜とした華やかさ
に魅かれました。季節を変え、冬芽にも会いに行きました。6 ~ 7 月の花
時に描いた絵の傍らに、冬芽の可愛い姿を添えるのは楽しい作業でした。

作者 プロフィール

北博子Kita, Hiroko(東京都)
大阪市出身。結婚を機に東京へ。大阪・東京のバイリンガルです。
1996年、多摩市のグリーンライブセンターで開催の植物画講座で初めて植物画に出会いました。
講座終了後、受講者有志でグループを作り、講師の小林英成先生に月一回教えていただくことに。
以降、植物画との長い付き合いとなりました。
現在フルタイム勤務で、平日のグループの教室には出席できません。
植物画との糸は切りがたく倶楽部に入会しました。
とにかく課題と提出期限がないと忙しさにかまけて制作できませんので。
“ リタイアー後は思い切り絵に没頭したい”これが私のささやかな夢です。

信濃毎日新聞社、神奈川新聞社ほか発行の「片桐義子 花日記」(2005年)、および

信濃毎日新聞ほか地方紙数社のコラム「植物再見」(2006年)のイラストに自然史植物画研究会の一員として参加。

最近、会社の帰りにクラシックバレエの教室に通いはじめました。
鋼(はがね)のような硬い体を軟らかくして、姿勢よく、おばあちゃんになっても元気でいられるように。
植物画とクラシックバレエ、どちらも長く続けられますように。

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風間輝子 Kazama, Teruko

2010年6月 2日

 

【イラスト:ビワKazama, Teruko】

 

ビワ(バラ科)Eriobotrya japonica

駅へ向かう道の法面にビワの木が一本あり、毎年実のなるのを楽しみ
にしていたのですが、どういうわけか今年は実がひとつもつきません。
この作品のものは、08 年の春から12 月にかけて制作したもので、特に
栽培されているものではないので実は、小さく甘味も少ないようです。
果実や若い葉の裏には細かい産毛があり、その手ざわり感の表現に気を
つかいました。

作者 プロフィール

風間輝子 東京都
12年位前に友人に誘われて市民講座を受講したのが植物画を描くことになったきっかけでした。その後1年半くらい同好会で活動しましたが、一時中断し、2001年からカルチャーセンターに入会し、また描き始めました。
元々油絵で人物画を描いていましたが、35年ぶりに筆を持つようになり、今に至っております。
日本植物画倶楽部に入会したのは3年位前ですが、なかなか思うようにはいかなくて、近頃は集中力が続かず細かな部分の表現が難しいと感じています。
今は特別な目標を持たずに描いていますが、植物を見る楽しみを得たことがとても大きな収穫だと思っております。

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小林英成 Kobayashi, Hidenari

2010年5月28日

【イラスト:ヤエカシワバアジサイ(C)Kobayashi, Hidenari】
ヤエカシワバアジサイ(アジサイ科(旧ユキノシタ科)/Hydrangea quercifolia(double form) 

本種は北米原産のカシワバアジサイの八重咲き園芸品種です。
人気があるようでこの頃よく庭植えされているのを目にします。
今回描いたものは、鉢植えで添え木がしてあり、花序が立ち上がっていましたが、自然の状態では花序が自身の重みで垂れ下がることが描いてからわかり「しまった!」と思いました。白から緑がかる萼片がなんとも美しいのでグレーのボードに描いてみたのですが、まだまだ色の塗り方に難ありです。

作者 プロフィール

小林 英成 Kobayashi, Hidenari (東京都)

生まれて5歳までは北海道の牧場、そして中3までは青森県の牧場と、豊かな自然に囲まれての生活だった事もあり、物心がつくころには図鑑が大好きになってました。絵もまた好きで、大学で版画を専攻したことから、博物画を知り、その後 紆余曲折ありましたが、その一分野である植物画を描くようになって現在に至っています。

植物画を学ぶ上で得難い体験だったのは、国会図書館に数年にわたり通い、ルドゥーテの代表作である「ユリ図譜」等、たくさんの貴重な図譜を閲覧することができたことです。
これにより植物学的な表現法に多少目覚めました。

ただ、私は植物は大好きですが、植物学を専門に学んだ訳では無いので、古今東西の優れて学術的な植物画に憧れつつ、同時に、植物学を基盤にした上での自由な表現にも魅力を感じながら制作を続けています。

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近藤京子 Kondo, Kyoko

2010年2月 8日

【ツバキKondo,Kyoko】
ツバキ(ツバキ科) Camellia japonica

ツバキの語源は「厚葉木」あるいは、「艶葉木」との説があります。
葉の光沢や厚みや革質を観ると頷けます。
ピカピカと立派な果実が沢山実り、フルーツみたいで手に取って食べた
くなる様な感覚に捉われ、色のグラデーションの美しさに魅せられて先
に果実を描き、翌年に咲いた花を描き入れました。

作者 プロフィール

近藤 京子 Kondo, Kyoko (広島県)
14年前、TVでボタニカルアートが紹介されているのをみて、さっそくカルチャースクールを探し、1年間通いました。
その後、同好会をつくりみなさんと楽しく、無理なく描いてこられたのが今日に続いていると思います。
広島市植物園での作品展を年に一度開催しています。今年で10回目となり、それを記念して「野菜」をテーマに花や実を描くことに力を注ぐ毎日です。
広島にはボタニカルアートの指導をしてくださる方がいない為、手探りの活動をしていますが、倶楽部の巡回展はとても大切な情報源であり、刺激となっております。

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小西美恵子 Konishi, Mieko

2009年12月 5日

【イラスト:バラ (C)Konishi, Mieko】
バラ ’デュシェス・ドゥ・ブラバン’‘桜鏡’ Rosa ‘Duchesse de Brabant’ (バラ科)

師走も半ば頃、バラ愛好家のKさんに頂き、うつむき加減の姿に惹かれ描くことにした。細い枝先の花は重そうで、今にも花弁が落ちはしないかと思いながら、ほのかな香りを受けて描き終えると29 日であった。この年の唯ひとつの作品が滑り込みで残せ、Kさんに感謝である。

1857年フランスで作出され、‘ブラバン公爵夫人’と名付けて、ベルギーのブラバン公に捧げられた。我が国でも、その姿ゆえの趣きある名を得て、明治から栽培されてきた。

作者 プロフィール

小西 美恵子 Konishi, Mieko 兵庫県
1945年生まれ

大学では植物生態学を学びましたが、30年以上前のこと、関西の出版社から植物図鑑に、手軽に描いてもらえる、ということで依頼を受けたのが植物画に携わる一歩となりました。

絵は小学校のころから大好きで、大学時代から講師になるまで油彩を続けていました。
23年前植物画コンクールで文部大臣賞を受賞したのがきっかけでカルチャースクールの講師となり、直後、イギリスのキューガーデンでクリスタベル・キング氏の指導を受ける機会に恵まれました。以後、講師生活が続き現在に至っております。

現在、なかなか描く時間が取れないことが一番の課題ではあります。

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亀井良子 Kamei, Yoshiko

2009年12月 5日

【イラスト:バラ (C)Kamei, Yoshiko】
バラ(バラ科) Rosa cv.

何とも麗しいローズガーデンをお庭に作っていられる方のバラを次々と描かせていただく好機会を得ました。彼女の一品種ずつにこめられた情熱に圧倒されつつもその思いを描き出そうと嬉しい努力をしています。

Paul Bocuseというフランスの料理の巨匠の名にふさわしいアプリコットピンクのロゼット咲きのバラ。首をかしげて咲くので構図を作るには適しています。5月の薫風に吹かれ、絵にして残せる幸せに浸っています。

作者 プロフィール

亀井 良子 Kamei, Yoshiko 兵庫県

幼い頃から日本画や油彩を学び、アパレル・テキスタイルデザインの仕事に携わってきました。主人がリハビリで育てていた植物を描いてみましたら、とてもうれしそうにしてくれたことがきっかで植物画を始めました。

12年ほど前からボタニカルアートスタジオを主宰。
近頃では絵付け皿のオリジナルデザインを描きたいという方たちからの依頼での指導も行っています。そして一般にもっと、ボタニカルアートの販路が広がってくれることを願っております。

1998年国立博物館主催植物画コンクール文部大臣賞、2004年米国ネブラスカ・ステイト・ワイド・アボータム・ボタニカル・プリントコンペディションのグランプリ、二位受賞。
2006年米ピッツバーグ、カーネーギーメロン大学のフィップス植物園において“風流”と題した教室展開催。ここ2009年G20サミット会場で各国首脳が並ぶ同じ場所での記念写真は微笑ましい記念です。

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