「作者名 ま行」 ページ一覧

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宮之原 篤 Miyanohara, Atsushi

2012年5月 3日

【イラスト:プロテア・ネリイフォリア(C)Miyanohara, Atsushi】

プロテア・ネリイフォリア(ヤマモガシ科)Protea neriifolia

2009年、第12回日本植物画倶楽部東京展に出品したプロテア・ネリイフォリア(ヤマモガシ科)です。
私がこのプロテアをモティーフとして描くきっかけは、極めて単純ないきさつでした。
花を包み込む総苞片の造形が素晴しく、また、種名の由来の如く“キョウチクトウ”の葉に似た灰緑色の葉には勢いがあり、
あまりにも魅力的だったため、何とかこの雰囲気と花の質感を出してみたいと思っただけなんです。
南アフリカの美しい花々に思い入れがあったわけではありません。
ただし、描き込むにつれて、このモティーフは私にとって意外に難題であったことがわかり、戸惑いました。
しかし、投げるわけにもいかず、四苦八苦してようやく仕上げた事を思い出します。

作者 プロフィール

宮之原篤 Miyanohara, Atsushi(東京都)
私は昭和一ケタ生まれ、あまり多くない苗字ですが、ルーツは鹿児島、育ちは東京です。
戦中、戦後、そして高度成長と日本の過激なまでの変化を体験してきました。
大学は千葉大学園芸部です。 専攻は植物生理、植物栄養の仕組みなどを学びました。
実社会に出てからは、企業で微細藻類(主に緑藻)の研究開発とか食品微生物の実用化など、理系の技術畑を歩んで来ました。
リタイア後は技術職の余韻があったせいか、細密画が好きで、展覧会を見て回り、溜息をつきながら楽しんでいました。
その頃、美学校の存在を知り、飛び込んで若い人に囲まれながら、細密画工房で田嶋徹さんから細密画基礎を学びました。
一方、知人の紹介でNHK文化センター・ボタニカルアート教室に入れていただき、画家の小柳吉次先生に、植物の特徴を、
美しく表現するご指導をいただきました。
私にとって、これが植物画との初めての出合いでした。

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森田美智子 Morita, Michiko

2011年9月 1日

【イラスト:ホウオウボク(C)Morita, Michiko】

ホウオウボク(マメ科)Delonix regia

学名:Delonix regia
英名:royal poinciana
マダガスカル原産の落葉高木。
枝は傘状に広がり、羽根状の葉が風に揺らいで強い日差しから木陰を作ってくれます。
初夏から咲き始める 5弁の花は朱色ー橙色ー黄色のグラデーションで濃い緑葉に燃え広がる炎のようです。
先の大戦で焦土と化した沖縄の緑化に尽力した人々のおかげで今では大木となり、街路樹としていたるところで観られます。

作者 プロフィール

森田美智子 Morita, Michiko(沖縄県)
沖縄県生まれ。看護学生時代は東京で過ごす。卒業後は県内の病院で定年まで勤務。
新聞広告の花の絵に惹かれて園芸協会の通信講座の教材を取り寄せたが、画集をながめるだけで数年経過。
40代半ばに、ふとしたきっかけで周りの植物が気になり始め、描き続けて独学10余年。
植田由喜子先生の沖縄展で日本植物画倶楽部の存在を初めて知りました。
その後、植田先生の指導を受ける事になり現在に至っています。
南の島に住んでいるせいか、本土の山々に囲まれた自然へのあこがれが強いのですが、亜熱帯の植物を描くのが私に与えられたテーマかなと思うこの頃です。

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牧野すぐり Makino, Suguri

2011年7月31日

【イラスト:ホトトギスMakino, Suguri】

ホトトギス(ユリ科)Tricyrtis hirta

以前日本固有種のアオテンナンショウを描いたきっかけで、この美し い日本の里山に数多くある日本固有種の植物を描く事も一つのテーマとなると思いホトトギスを選びました。
花の複雑さがおもしろく以前から 描きたい花でしたが、結構小さな花なので紙面にはかなりのアップとなってしまいました。それでも細かい所は虫眼鏡を使いながら仕上げまし た。

作者 プロフィール

牧野すぐり Makino Suguri (京都府)
これまでイラストレーターとしてクライアントの指示通りの絵を描く 日々でしたが、どうしても植物画を描きたいという思いが強くなり日本植物画倶楽部に入会し皆様の絵をお手本に勉強しながらボタニカ ルア-トを始めました。
学術的に描こうとすると正確さとの戦いに戸惑い、ア-ト的発想とのジレンマに日々奮闘しています。
今は純 粋なボタニカルア-トとボタニカルなイラストレ-ションとを分けて考えるようにしています。

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松本久子 Matsumoto, Hisako

2011年7月 3日

【イラスト:ホテイアツモリソウ(C)Matsumoto, Hisako】

ホテイアツモリソウ(ラン科)Cypripedium macranthon var. hotei-atsumorianum

京王線沿線ウォーキングの途中、立ち寄ったホームセンターで偶然見つけ購入しました。
入手できた喜びに慌ててしまい、葉の構成が雑になってしまったことを悔やんでいます。

作者 プロフィール

松本久子 Matsumoto, Hisako(神奈川県)
大阪府豊中市生れ。 現在、神奈川県川崎市在住。
今、また終の棲家となる地を探しています。ボタニカルアートを始めたのは25年前。
日本経済新聞に掲載された小島万里子先生の記事に興味を持ち、先生の教室に
入会したのがきっかけです。
最近は我流に変え、のびのび好き勝手に描いています。目下の悩みは、夜 眠れないこと。

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毛利竹雄 Mōri, Takeo

2011年7月 3日

【イラスト:シラホシカイウ(c)Mori, Takeo】

シラホシカイウ(サトイモ科)Zantedeschia albomaculata
作者 プロフィール

毛利竹雄 Mōri, Takeo(鹿児島県)
1924年生まれ
小さいころから絵が好きで京都で日本画の勉強をしていましたが、戦争に入り、中断せざるを得ませんでした。その後、岐阜での勤めでは宣伝部におりましたので、絵を描くことを続けることができました。東京で定年になり、さて、何をしようかという時に佐藤廣喜先生に出会い植物画を始めました。
日本園芸協会主催ボタニカルアート展において複数の賞を受賞。1996年には創芸展大賞、紙上コンクールで二度、又、第13回植物画コンクールでは国立科博物館長を受賞しました。
鹿児島に移り住み植物画を描きながら、教室を主宰し教室展、個展を複数回開催。
今年3月~5月まで鹿児島で開催された花かごしま2011で作品を展示。現在は休筆中です。
著書に「私のボタニカルアート・南国の花・果実艶やかに」

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水島一女 Mizushima, Kazume

2011年4月 2日

  【イラスト:トチノキMizushima, Kazume】

 

トチノキ(ムクロジ科(旧トチノキ科)Aesculus turbinata

トチノキは日本固有種で、古くから利用され実は食用、花はミツバチ
の蜜源、材は木目が美しく用途が広い。
かねてから絵にしたいと思っていたが、高木なので花を近くから観察
できなかった。たまたま大阪北部の能勢町で観察しやすい木を見つけ、
五月の開花期、秋の果の採集、冬芽と数回通って作品にしました。

作者 プロフィール

水島一女Mizushima, Kazume(大阪府)
還暦を迎えてそれまでの職業、仕事を退いたとき、第二の人生をどう過ごそうか、と考えました。
いろいろ思案して、いままでに体験したことのないようなジャンルにチャレンジしてみよう、と
探していたときに、東京の青山で、佐藤廣喜先生の個展に“遭遇”、「決めたっ」と、その場で
先生に入門をお願いし、大阪から月二回、先生の教室に通うようになりました。
当時、先生はボタニカルアート協会や園芸協会の重鎮、それが一面識もない私を弟子として
受け入れて頂き、教室のご指導はもちろん、花を尋ねて海外スケッチ旅行、(スイス、イギリス、
カナダ)や恒例の玉原実習、植物知識の学習、フィールドスケッチ、無我夢中の勉強、
とにかく楽しい思い出ばかりのつまった時代でした。
先生が入院中、私は作品をパソコンではがきに印刷してみました。
それを先生に送ったところ、病床の先生から電話、10枚ほどの原稿すべてについて、
たくさんの意見を頂き、早速改良を重ねて数日後に再校をお送りしましたが、間に合いませんでした。このとき、1998年8月。
最後の電話でのお話は、「チャレンジするんだよ」というご遺言だと思っています。
 翌年から、角田先生のご推薦で、大阪よみうりカルチャーのボタニカルアートを担当する
ようになりました。いまも現役です。
 実は8年前、私も大腸がんの確定診断を受けました。ステージⅢのa。
入院待ちの10日間ほどの間、開きかけた庭のムベを作品にしました。待機ベッドが空いた、
今日入院との連絡を頂いて、作品中央上部の手掌葉5枚1本の彩色をしないまま、
「無事生還したら仕上げるからね」と言い残して入院、7時間をこえる手術が成功して退院。
絵との約束は帰宅後真っ先に履行、着色と仕上げをしました。
あとで、「よくそんな大変なときに絵筆を持てたね」という声もありました。

私は、花の絵を佐藤先生に習っていたから、ボタニカルアートを知っていたから、
花が私の生命を支えてくれていたのだと思っています。
その数年後、もう一つの難病に遭遇しました。医原性のC型肝炎です。
74歳の私は、治療を拒否されましたが、結論を言えば、医師の勇気があって治癒、以後治療年齢が引き上げられました。勿論、このときのエピソードや作品もありますが、今回はご勘弁ということで・・・。
今年2011年、私は80歳、傘寿を迎えました。
現在も、若い人たちの様々な感性にふれることが楽しく、佐藤先生の宿題の研究もあり、
花に好奇心がふくらむばかり。日々充実人生です。

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宗田哲子 Muneta, Tetsuko

2011年1月21日

【イラスト:キブシ(C)Muneta, Tetsuko】
キブシ(キブシ科)Stachyurus praecox

雌雄異株の落葉低木で、早春の野山で見られる。 葉に先立って淡黄色の花を咲かせる。
果実が五倍子(付子)の代用として使われたところから「木ブシ」の名がついたという。
昨年の春、旅先の鹿児島県で知覧に行く途中、風にゆれる澤山のキブシの花に出逢い
ました。 以前、花を求めて探し歩いた事を思い出しました。

作者 プロフィール

宗田哲子 Muneta, Tetsuko(大阪府)
主人が海外出張で頂いたプレゼントには、必ず可愛いメッセージカードが添えてありました。
私も自分のカードを作りたいと思い始めた頃、大阪朝日カルチャーに小西美恵子先生の植物画教室が出来、入会しました。
そしてボタニカルアートに出会い、植物をよく観察して正確に描く事やデッサンの指導を受けてきました。 日本植物画倶楽部が設立され、誘われて入会したものの、展覧会のたび、作品制作には四苦八苦して来ました。
絵を描くことで植物から様々な事を教わり、心豊かに過ごせる日々に感謝しております。

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村井陽香 Murai, Haruka

2011年1月20日

【イラスト:ナナカマド(C)Murai, Haruka】
ナナカマド(バラ科)Sorbus commixta

北海道では、ナナカマドが街路樹として並木道に植栽されています。
春には若葉が芽吹きます。
短い期間、若葉を赤や黄色に色付かせ、やがて深い緑に変化します。
夏には白い小さな花をたくさんつけたナナカマドが見られます。
秋にはたくさんの赤い果実を実らせ、葉は赤や黄など色とりどりに紅葉します。
冬には赤い果実の上に雪を積もらせ、とてもきれいで四季それぞれを楽しませて
くれる木です。 特に私は秋のナナカマドが大好きです。

作者 プロフィール

村井陽香 Murai, Haruka (北海道)
私が植物画を描いたのは、小学5年生の時に応募した国立科学博物館主催の
植物画コンクールでした。
その事がきっかけで植物を描くのが楽しくなり、日本植物画倶楽部会員の
マシオン恵美香先生のもとで植物画を習い始めました。
絵を描いているうちに植物のことに興味を持ち、短期大学では植物について学び、
卒業後、2010年の春から霧多布湿原トラストの職員になりました。
霧多布湿原は「花の湿原」と言われるほど、たくさんの花が咲き、とても魅力的です。
今後は、湿原に咲く花を描きながら腕を磨きたいと思います。

【受賞の記録】
国立科学博物館主催植物画コンクール 
小学生の部、中学生・高校生の部(第17回~24回)
     佳作   2回
     順佳作  6回

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松葉まゆみ Matsuba, Mayumi

2011年1月 2日

【イラスト:ナンキンハゼ(C)Matsuba, Mayumi】
ナンキンハゼ(トウダイグサ科)Triadica sebifera

紅葉が終わる頃、ナンキンハゼの樹の下は、強い風で落ちた実のついた小枝がいっぱい。
この小枝は宝物。私のXmas リースのオーナメントに。
白いろう質の仮種子、指でけずると褐色の種子があらわれました。
枝先に残る白い実、冬空を楽しくします。

作者 プロフィール

松葉まゆみMatsuba, Mayumi(神奈川県)

我が子二人がまだ幼い頃、
友人が二人の肖像画を油絵で描いてくれました。
子育て中 その肖像画はいつも私の心を和ませてくれました。
彼女のように絵を描いてみたい・・・・
そんな思いが永年続く中、出会ったのが植物画。

植物画を始めて多くの楽しみができました。
小さな雑草が輝いて見えるようになり、
木の葉や木の実が宝物になりました。
植物のつくり、生き抜くための驚く知恵、
すばらしい生命力に感激しています。

構図に悩み 色を重ねる毎にがっかり
投げ出したい気持ちを抑えて・・・描いてます。

目標は画面に花粉を運ぶ虫たちも一緒に 
  楽しく かわいく・・・・・

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宮腰とよ子 Miyakoshi, Toyoko

2010年12月 4日

【イラスト:キダチアロエ(C)Miyakoshi, Toyoko】

キダチアロエ(ツルボラン科(旧ユリ科))Aloe arborescens

多肉常緑多年草、観賞用、切り傷、ヤケド、胃腸病に薬用として栽培
されています。
冬の間、我家の窓辺を華やかな花色で飾り、家族を楽しませてくれて
います。

作者 プロフィール

15年ほど前、市民講座で初めてボタニカルアートと出会いました。
そのころより生活の一部として、細く淡々と、でも、楽しみながら描いています。
これからも今のまま続けていけることを願っています。
植物を見たときに「描きたい!」と思うもの、好きなものを描くことがモットーです。

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