曽我恵子 Soga, Keiko
2012年1月 6日
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ツバキ(栽培品種;果実)(ツバキ科)Camellia japonica cv.
椿といえば、花を愛でるもの。
ユキツバキ、ヤブツバキの原種から、数多くの華麗な園芸品種が作出されて人々を楽しませているし、
絵画のほうは、これまた、多くの画家の名品が揃っています。
そこで、あえて、果実を描いてみました。赤く色づいた果皮は革質で、分厚く硬い。
熟すとぱっくり裂けて中の黒い種子がみえる。その色の対比が美しいと思いました。
この絵を描いた頃は、ツバキやサザンカの実が面白くて何枚も写生しています。
植物を見つめながら写生していると、見えなかったものが見えてくる瞬間があって、
それが写生の醍醐味でもあり、植物画を描くための大切なことと感じています。
作者 プロフィール
曽我恵子 Soga, Keiko(東京都)
1951年、東京生まれ。
大学で日本美術史を学んだ後、日本画専門の美術館で8年働きました。
その後、退職して専業主婦というお決まりのコースで、地域のボランティアやら、コーラスやら、
パッチワークやらという生活。子育てにはかなり苦労しつつ(植物でさえ育てるのは難しい)、
市の広報で植物画講座を目にして受講、だらだらと、不真面目に続けてきました。
ところが、子供たちも成長し、娘は染織、息子は陶芸の道へ進み、話の分かる大人になって、
私も俄然、真面目に取り組むことにいたしました。
自分が面白いと思ったところを、観る人に伝えられるよう、植物との対話を十分にして、
作品を作り上げていきたいと思います。
