「植物名 ヤ行」 ページ一覧
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犬島裕子 Inujima, Yuko
2012年3月28日
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- ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)Phytolacca americana
別名アメリカヤマゴボウ。北アメリカ原産で日本には明治初期に渡来
した帰化植物。花弁のように見えるのは萼片です。上の花序のつく部分
だけでは分かりませんが、高さ2m 以上にもなる大型の多年草で、下の
方にある葉の葉身は30cm 程にもなります。この大きい葉も是非入れた
いと思って描きましたが、着色した後でこの葉は構図的にグレーのモノ
トーンにしたほうが良かったかもしれないと少し後悔しています。- 作者 プロフィール
植物が好きというだけで、とりあえず石の上にも3年と思って、訳も分からず始めた「植物画」ですが、マイペースで楽しみながら描いているうちに、単に植物を「描く」のみならず、さらに植物を「観察する」楽しみ、植物を「知る」楽しみが加わり、「植物画」の計り知れない魅力に引き込まれ、すでに23年。いつの間にか「植物画」に填まってしまっていたようです。
描くたびに、それぞれの植物の生きる知恵や賢さに驚かされ、感動し、勇気づけられています。
しかし、なかなか思うようには描けず、植物画歴を問われると少し恥ずかしい思いがしますが、いつか、自分なりに納得のいく「植物画」が描けることを夢みて、私の「植物画」の楽しみはまだまだ続きそうです。
勝治誠 Shōji, Makoto
2012年2月 1日
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- ヤブツバキ(ツバキ科)Camellia japonica
モデルの花は、3年ほど前のある日、散歩に出た妻が河原の土手で見つけて折り取り、持ち帰った一枝です。
花の「赤」ですが、クリムゾンレーキに、例えばカドミウムレッドライトなどの橙色系を加えると深紅が生まれますが、それを使いました。
「緑」はテールベルトにウルトラマリンディープを混ぜて基調色としました。
ところでこの絵ですが、右下のツボミと周辺の葉3枚の、一塊全体を支える柄、もしくは小枝が描いてないのです。東京展の受付をご一緒した方に指摘されてびっくり。
展示してあった原画に走り寄り、ガラス越しに覗き込むと、かすかに鉛筆の跡らしきものが感じられはするものの、本当に宙に浮いていました。
花や葉、実などと茎や幹との自然な連絡は、自分でも十分心を遣い、人にも注意を促していたつもりではあったのですが…。- 作者 プロフィール
勝治誠 Shōji, Makoto(神奈川県)
20年ほども前になりましょうか。 購読していたアウトドア誌上で植物の細密画を初めて見ました。
凹凸の激しい葉に覆われた野草で、そのリアリティー・緻密さに目をムキました。
そして、次にはそれが中学生の作品と知らされ、今度は目がテンになりました。
後年、その絵は科学博物館が主催する植物画コンクールの入選作だったことを偶然知りました。
たまたま組織や勤めから離れる年齢だったものですから、植物画に関する入門書を十余冊も買い込み、猛勉強を始めたものです。
ほどなくして相模原市や関連団体で教えるようになり、それらの修了生を受け入れる形で教室を開設…という次第で現在に至っております。最近、びっくりするようなことが起きました。 私のホームページを見た日系カナダの女性が、昨秋、1ヶ月ほど教えて欲しいと伝えてきたのです。
長崎や新潟あたりからなら連絡は稀にあるのですが、今度は地球の裏側です。「まさか~」と笑っていたのですが、画材一式を抱えて本当に来日されました。
3週間ほどの間に全教室を集中受講し、暮れも押し詰まった12月中旬、バンクーバーに帰って行かれたのです。
地元でも全国でも、またその外側にさえ繋がる植物画を通しての人とのつながり…
今の私にとっては、かけがえもなく貴くありがたいもの、まさに「めぐみ」だと感じています。
山﨑光子 Yamazaki, Mitsuko
2011年10月 4日
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- ユリノキ(モクレン科)Liriodendron tulipifera
北アメリカ原産で、葉の形が「はんてん」に似ているところから「はんてんの木」ともいいます。
英名では「チューリップ・ツリー」で、花の形がチューリップに似ているから、との事です。
栃木県中央公園(宇都宮市の市街地に博物館・緑の相談所・防災設備を併せ持つ大型公園)の正面入口の両側に、大きなユリノキ並木道があります。
そのユリノキの花を一枝、緑の相談所でいただきました。
散歩の途中でユリノキの下の芽出しをたくさん見つけ、あまりの可愛らしさに描き入れました。
その後、このユリノキの絵が公園のシンボルマークになるというご褒美までいただきました。- 作者 プロフィール
山﨑光子 Yamazaki, Mitsuko(栃木県)
美大卒業後、グラフィックデザインの仕事をしていましたが、子育てで休業。
その後、カルチャーセンターで植物画を学びました。植物の不思議さに魅せられ、すっかり植物の世界にのめり込んで20年を越えました。
現在、カルチャーセンターや自宅教室で教えていますが、4,5年前から科博や世界らん展の
コンクールに毎年入選者が出るようになり、教室全体が盛り上がっています。
2009年の10回目の教室展では、29名の参加で記念の画集を作りました。
自画自賛ですが、なかなかの出来映えです。
これからも植物観察を楽しみながら、自分らしい植物画を描いていこうと思っております。
梶 富士子 Kaji, Fujiko
2011年10月 4日
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- ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)Phytolacca americana
- 作者 プロフィール
梶 富士子 Kaji, Fujiko(岐阜県)
アパレルデザイナーの仕事で5,6回ヨーロッパを訪れた時、パリのホテルで見た
ボタニカルアートに憧れました。
定年で退職後、1990年10月頃から逸見先生に師事。
3年半で第1回目の個展を開催し、60点の作品を展示しました。
その2年後からは、岐阜県立総合医療センターで、毎年約30点を展示する個展を
開催し、2011年で9回目を迎えます。
また、ボランティアで老人ホーム病院などの施設に絵をお貸ししています。
2年前からはイオンのカルチャーセンターで週2回、自宅で2回、講師をしています。
植物画は好きでないと描けず、ごまかしが利かない世界だと思っています。
高木香壽枝 Takagi, Kazue
2011年7月 3日
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- ヤマユリ(ユリ科)Lilium auratum
数年前、近くの崖上が宅地化されることになり、チゴユリを掘り上げて持ち帰りました。
その土の中にヤマユリの球根が入っていたようで、3年ほどして大きな一輪が咲きました。
花数を年々増やし、この年が一番多く描きました。
花被片中央の黄色い筋の先のほうが、ほんのり紅を差したようで華やかに見えました。
変種のベニスジに近いと教えていただきました。
筋全体が紫紅色に染まるベニスジから、多くの美しい園芸品種が生まれているようです。- 作者 プロフィール
高木香壽枝 Takagi, Kazue(東京都)
植物画との出会いは、20年ほど前に府中市で開かれた太田洋愛氏の桜展で、
さまざまな桜の原画を間近で観られ、感動しました。
13年前にシャーリー・シャーウッドコレクション展を観に行き魅了され、
自分にも描けたらいいなと思っていたところ、多摩市で小林英成先生ご指導の
植物画入門講座を受講でき、引き続き教えていただけるサークルに入会して
10年が過ぎました。
日頃、職場仲間と山野草・野鳥観察に行き、名前はたくさん覚えましたが
植物画のように「植物の特徴を正確に把握し、しかも美しく描く。」との教えに
本当の「知る」意味を学ぶ日々です。
学名・サインを入れるため始めたカリグラフィーも奥深く、ピタリと絵に合う字が
書けるよう続けています。
小林英成 Kobayashi, Hidenari
2010年5月28日

- ヤエカシワバアジサイ(アジサイ科(旧ユキノシタ科)/Hydrangea quercifolia(double form)
本種は北米原産のカシワバアジサイの八重咲き園芸品種です。
人気があるようでこの頃よく庭植えされているのを目にします。
今回描いたものは、鉢植えで添え木がしてあり、花序が立ち上がっていましたが、自然の状態では花序が自身の重みで垂れ下がることが描いてからわかり「しまった!」と思いました。白から緑がかる萼片がなんとも美しいのでグレーのボードに描いてみたのですが、まだまだ色の塗り方に難ありです。- 作者 プロフィール
小林 英成 Kobayashi, Hidenari (東京都)
生まれて5歳までは北海道の牧場、そして中3までは青森県の牧場と、豊かな自然に囲まれての生活だった事もあり、物心がつくころには図鑑が大好きになってました。絵もまた好きで、大学で版画を専攻したことから、博物画を知り、その後 紆余曲折ありましたが、その一分野である植物画を描くようになって現在に至っています。
植物画を学ぶ上で得難い体験だったのは、国会図書館に数年にわたり通い、ルドゥーテの代表作である「ユリ図譜」等、たくさんの貴重な図譜を閲覧することができたことです。
これにより植物学的な表現法に多少目覚めました。ただ、私は植物は大好きですが、植物学を専門に学んだ訳では無いので、古今東西の優れて学術的な植物画に憧れつつ、同時に、植物学を基盤にした上での自由な表現にも魅力を感じながら制作を続けています。
池田純代 Ikeda, Sumiyo
2010年1月 7日

- ユズ(ミカン科)Citrus junos
新鮮な葉付きの柚子を、いくつか頂戴いたしましたので、描いてみました。
黄色の色はなかなか難しく、光線の具合でも微妙に色味が異なって見え、苦労しました。
ある日、3 歳になる孫が、出来上がった作品を見て、「しゅっぱそうだね」と。柚子という認識はまだ無いと思いますが、子供はどんな感覚で見ているのでしょうか? その内に、「甘そう、おいしそう。」と言ってもらえる蜜柑を描いてみたいと思っています。
- 作者 プロフィール
池田 純代 Ikeda, Sumiyo(千葉県)
神戸に住んでいた頃、新聞で植物画が掲載されている記事を見つけました。
記事と同じ作者の方の植物画教室に出会い通い始めました。その後、千葉に移り住むようになってからも、教室に通うとともに、同好会に所属しながら、現在は少ない時間を見つけて描くようにしております。
神戸で植物画を描き始めたころから20年以上も続けることができたのは、絵を描くのが好きというより、子供のころから植物が大好きだったことがあるからだとおもいます。
そして、巡回展などの、展覧会に出すという場があることも続けられた理由の一つになっているかもしれません。 一人では難しいことですが、横のつながりがあればこそ続けてこられたのではないかと思っております。
佐藤晶子 Sato, Akiko
2009年9月19日

- ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科) Phytolacca americana L.
数年前の夏の終り、空地の雑草の中に濃い紫の小さな実が密集しているのが目にとまった。
艶々とした実を支えている赤紫の茎、葉もまた濃い緑から深紅に変ろうとしていた。
実に美しいそのダイナミックな姿に魅せられ、毎年描いてきた。昨年やっと根も入手し、その一年の変化を一枚の絵に収めることができた。牛蒡というので、その立派な根も食べられそうだが、毒性があるという。- 作者 プロフィール
佐藤 晶子 Sato, Akiko 東京都
2003年、植物画の市民講座を受講したとき、最初の講座で日本植物画倶楽部の絶滅危惧植物画展の案内を頂いた。原画をみたのは初めてということもあり、とても感動し、その後夢中になって描き始めました。先生から「たくさん描くことが大事」と教わり、3年間で400点の作品を描いた。現在は月1〜2枚のペースで描いているが、長く続けてみて、逆に自分自身が納得のいく出来栄えの絵が少なくなっているように感じられます。
丹尾愛子 Tan'o, Aiko
2009年4月 7日

- ゲッカビジン(サボテン科) Epiphyllum oxpetalum DC. Haw.
今夜咲くかな、毎日咲く日を待ちました。その前に準備です。ホワイトリカーを用意します。
大きな広口の瓶も必要です。咲いたその夜は、家の中に植木鉢を持ち込み描きます。
描き終えたら花を切り水中花、いやアルコール花にします。写真だと花から受ける何かが違うような感じがしてこの方法を考えました。この美しい花が夜にだけ咲くことが残念です。でも自然のおきて、この絵を見ると描いた日のことを思い出します。- 作者 プロフィール
丹尾 愛子 Tan’o, Aiko 埼玉県
1945年生まれ20年以上前のことですが、市の公民館でのサークル活動でスミレの作品を観てこんな風に自分もかけるかしら、とおもって始めた。
最初は野の花など雑草や山野草を描いていましたが、次に果物を主に、今は分野を問わずどんな花でも描いてみたいと思いながら描き続けています。
