野口武美 Noguchi, Takemi

- ツバキ(園芸品種) Camellia cvs.
-
先輩の素敵な鉛筆画にそそられ、初トライ。
落椿の姿のいろいろ(着地成功でおすまし顔のもの、頭から突っ込んでしまったもの、又々、何とも不安定な格好で居ごこち悪そうにしているもの等)をいつか作品に、と思っていたが何年が…。その思いが叶った訳ではないけれども、ほんの少し心が軽く。画面中央、前方は光輝いて、のつもりで薄くぼかしてみたが、誰かさんの「ただの汚れにしか見えないよ。」の言葉にしょぼ~ん。

- コンニャク (サトイモ科) Amorphophallus konjac
-
コンニャクがこんなにもエネルギーを持った植物とは!乾燥した芋(球茎)からこんな花。そして花後ボロボロ状態の球茎を土にもどすとすぐに芽をだしぐんぐんと成長。これがダイエット食?いや、だからダイエット食?( 透明水彩・鉛筆 72.5×32.5cm )

- ウッドローズ (ヒルガオ科) Merremia tuberosa
-
(透明水彩 44.2×34.6cm)
2020年8月15日更新
作者 プロフィール
野口 武美 Noguchi, Takemi (東京都)
腕いっぱいのササユリを抱かえ山をかけめぐった子供の頃、そう、地面一面をオレンジ色でうめつくしたキンモクセイの花、香りを封じ込めようとばかりにマッチ箱に拾い集めた日、つくし採り、背丈以上のささをかきわけ探した柏もち用のサルトリイバラの葉、幼い頃からずっと、いつも身近に 緑 があり、私にとっては今もなくてはならないものに。
植物画を知ったのは植物への興味から購読し始めた週刊朝日百科”植物の世界”。
「わあーこんな絵があるんだ!」って。
やってみたい、の火がついたもののすぐには行動に移せず、やっと教えを受けるようになって十年余、今はいっぱい描きたいものはあれど、なかなかイメージ通りには描けなくって。
いつになったら 思いと手 が仲良しになってくれることやら。