大久保玲子 Okubo, Reiko

- タマネギ(ネギ科(旧ユリ科))Allium cepa
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秋に玉葱の苗を植え、大きく育ったら絵に描こうと楽しみにしていました。
春、小ぶりですが、たくさん収穫出来、その中からたった1 個、題材を選ぶ事になりました。
玉葱の形、薄皮の色、実の艶、伸び出した緑色の芽など、気に入ったのがこの1 個です。
作品を仕上げた後も、もったいなくて、なかなか包丁を入れる事が出来ませんでした。

- ハス( ハス科)Nelumbo nucifera
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長野県安曇野の友人の別荘の田に植えられていたハス。葉と花托の茶色くなったドライフラワーに魅せられ描きました。(赤や灰色の実も食べられます)(透明水彩 39.4×27.0cm)

- パンダカンアオイ (ウマノスズクサ科)Asarum maximum
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(透明水彩 37.6×25.2cm)
2021年1月15日更新
作者 プロフィール
大久保 玲子 Okubo, Reiko (愛知県)
私が植物画を始めたのは50歳の頃、子供達も社会人となり、私の新たな挑戦 と、ちょうど市で募集していた“植物画講座”に入会したのがきっかけでした。
その後、10年前に名古屋の「はなびらの会」に入会。
現在は内城葉子先生の指導を受けています。
初期の頃は身近にある花が題材でしたが、近頃は野に咲く花や枯葉をつけた木の実などに魅力を感じ、近くの山へ出かけては描いています。
植物画を描く事で、私の生活は大きく変わりました。
花を描くために、自分の手で種を蒔き、水をやり、育てる。それはとても幸せな時間です。
2009年 RHSへ出品 シルバーメダル受賞
現在、中日文化センター(高蔵寺)、植物画同好会(東部)の講師として活動しています。