坂村和子 Sakamura, Kazuko

【坂村和子:コチョウラン(ラン科)Phalaenopsis cv.】
コチョウラン(ラン科)Phalaenopsis cv.

はじめての出品です。先輩方々の作品を見せていただき、自分はまだ力不足なのではとドキドキしております。
この蘭は義妹が栽培しているのを描きました。その義妹が難病になり、お見舞いにと一生懸命に描きました。(透明水彩 45.7×38.0cm)

【坂村和子:シキミ(マツブサ科)Illicium anisatum】
シキミ(マツブサ科)Illicium anisatum

春さきの登山中に、息を喘がせつつ、足を止めた時、すぐ横に濃い緑の中、薄黄緑の花がとても清楚でした。シキミ全体が有毒で、果実は面白い八角形ですが、猛毒だと聞き驚きました。
(透明水彩・鉛筆 37.2×45.0cm)

【坂村和子:ノカンゾウ (ワスレグサ科) Hemerocallis fulva var.disticha】
ノカンゾウ (ワスレグサ科) Hemerocallis fulva var.disticha

(透明水彩 53.0×35.0cm)
2021年3月15日更新

作者 プロフィール

坂村 和子 Sakamura, Kazuko(広島県)

山野草が好きで、珍しい種や絶滅危惧種・森の木々などを観察するクラブに入って写真を撮っていました。そんな時、ボタニカルアートをしていた友達のグループの展示会を見て、あまりの美しさに驚き、是非私も描いてみたいと思い立ち、教室に入会しました。

でも、思ったより写生、色合い、構図が難しくて戸惑いました。それでも、少しずつ花や葉らしく見えるようになると、面白くて夢中になりました。始めて4年目になりますが、描きたい草花が沢山あって目移りします。しかし、自然の物を採取してはいけないし、実物を見て描きたいし、少々ストレスにもなっています。

庭の花を採って来て描き始めると、午前と午後の形も陽射しも変化していて、色をつけるときは又描き直して…と、困ってしまいます。植物の動きを目の当たりにすると、とても感動し、愛おしく、そっと撫でてやり、「切ってしまってゴメンなさい。そっくりさんに描くね。」と、筆を動かしております。

ボタニカルアートを始めてから、多種・多様な雌蕊、雄蕊、葉や実の形、つき具合など、細部にわたって観察する癖がつきました。自然の美しさ、生命力の強さ、うつろいを描く事で感じ、感動しております。

中学生の頃、教室でいろんな花の花粉を顕微鏡で見て、それを写生し、その美しさに夢中になったのを思い出しました。ボタニカルアートの魅力に魅せられた私ですが、先輩方の素晴しい作品に接し、一歩でも近づけるよう努力してゆくつもりです。

*科名、学名は作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
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