青木厚子 Aoki, Atsuko
2019年8月15日
ウズラバタンポポ(キク科)Hieracium maculatum
山野草展で初めて見ました。名前の通り葉がウズラの卵の模様にそっくり!
盆栽仕立てに作られていてとても可愛く思い購入した。
今では一回りも大きくなり、葉に力強さを感じます。
キキョウ(キキョウ科)Platycodon grandiflorus
キキョウは大好きな花の一つ。 思い出深い花でもある。
小さい頃、庭の片隅に名の知らないピーンとした茎に、きりっとした星形の花。
きりっとした青紫色がとっても大人色に映り、気になっていた。
そして、ぷっくりと膨らんだ紙風船のような蕾をつぶして遊んだ。
その頃の事をふと思い出し、絵筆を進めた。
「きりきりしゃんとして咲く桔梗哉」 一茶
この句を学び、日々「きりきりしゃん」の精神で・・・・・
座右の銘にしたいものである。
ツバメズイセン( ヒガンバナ科) Sprekelia formosissima
花は鮮やかな緋赤色。ビロード感がある。細長い花弁は空を舞うツバメのよう!その姿から名前が付けられたとか。咲いた時の感動大。(透明水彩・鉛筆 36.0×28.3cm)
作者 プロフィール
青木厚子 Aoki, Atsuko(千葉県)
自宅の庭先で ひっそりと咲いている草花を絵に残しておきたいと一念発起する。
1988年 品川区民講座で石川道子先生の植物画を学ぶ。
講座終了後、石川道子先生を講師に自習グループを作り、「目黒 品川林試の森公園」区民ギャラリー等で展覧会をする。
2007年 千葉県木更津市に転居。引き続き、石川道子先生に学び「EVER GREEN」(植物画同好会)に入会、展覧会に参加する。
2009年 この年から地元の信用金庫で展示会。
2010年 日本植物画倶楽部入会。
2014年 4月より千葉市で植物画の講師。
現在、地元 博物館周辺・自然公園等をフィールドにし、四季折々の植物をルーペで覗き、自然の素晴しさに感動しながら観察を楽しんでいます。