井本小夜 Imoto, Sayo
- ススケヤマドリタケ(イグチ科)「Boletus hiratsukae」
-
夏~秋、マツ科の樹下地上に発生(菌根共生菌)。はっきりした特徴がなく、見慣れないと同定が難しいキノコです。分類的にはイタリアのポルチーニに近いキノコで、私は食べたことはありませんが、美味しいそうです。
作者 プロフィール
井本 小夜 Imoto, Sayo (広島県)
キノコとかかわって20年余り。キノコの標本画を描きたくて、10年ほど前仕事を辞めたのを機にボタニカルアートの教室に通い始めました。植物も描きますが、現在までに500種以上の野生キノコの絵を描いています。キノコは植物と違い、特に日本においては名前のついていない未知のものが多数を占めています。微生物なので顕微鏡観察も欠かせません。正しい同定をし、正しい絵を描きたいと思っています。
菌類懇話会、照葉樹林きのこ研究会、広島きのこ同好会などに所属し、現在NHK文化センター広島教室でボタニカルアートの講師を勤める。