松葉まゆみ Matsuba, Mayumi
- ナンキンハゼ(トウダイグサ科)Triadica sebifera
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紅葉が終わる頃、ナンキンハゼの樹の下は、強い風で落ちた実のついた小枝がいっぱい。この小枝は宝物。私のXmas リースのオーナメントに。
白いろう質の仮種子、指でけずると褐色の種子があらわれました。枝先に残る白い実、冬空を楽しくします。
- ナンバンギセル(ハマウツボ科)Aeginetia indica
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古名、思草(おもいぐさ)。万葉集でその当時より寄生植物として詠まれていました。複雑に絡むススキの根元に寄生する様子を観察しました。年々ナンバンギセルは増えて、親元のススキの事が気になり今年は肥料をおきました。
(透明水彩 39.5×30.0cm)
- ヒメミカンソウ (コミカンソウ科) Phyllanthus ussuriensis
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(透明水彩 40.0×30.0cm)
2021年10月15日更新
作者 プロフィール
松葉 まゆみ Matsuba, Mayumi(神奈川県)
我が子二人がまだ幼い頃、友人が二人の肖像画を油絵で描いてくれました。子育て中 その肖像画はいつも私の心を和ませてくれました。
彼女のように絵を描いてみたい・・・・そんな思いが永年続く中、出会ったのが植物画。
植物画を始めて多くの楽しみができました。小さな雑草が輝いて見えるようになり、木の葉や木の実が宝物になりました。植物のつくり、生き抜くための驚く知恵、すばらしい生命力に感激しています。
構図に悩み 色を重ねる毎にがっかり 投げ出したい気持ちを抑えて・・・描いてます。
目標は画面に花粉を運ぶ虫たちも一緒に 楽しく かわいく・・・・・