大見千代子 Ohmi, Chiyoko
2010年8月30日
イチジク(クワ科)Ficus carica
我が家で育てたイチジクの木に、大きすぎない葉とちょうどよい色づきの実がつき、またとないバランスの枝ぶりに、思わず筆をとり描きました。
作者 プロフィール
大見千代子 Ohmi,Tiyoko(東京都)
私とボタニカルアートとの出会いは、主人の転勤により過ごした南アフリカでの5年間にさかのぼります。
その間、現地の方々の映画にでてくるような大邸宅に招かれる機会に度々めぐまれました。
どのお宅にも必ずといっていいほどみごとなボタニカルアートが飾られていて、私はその魅力に次第に魅せられていきました。
植物画を学びはじめて15年目の一昨年は、国立科学博物館が開催するコンクールで、文部科学大臣賞を受賞し、私自身、一つの節目を迎えた年でした。