佐藤絹恵 Sato, Kinue

【佐藤絹恵:シャクヤク(ボタン科)Paeonia lactiflora Pall. cv.】
シャクヤク(ボタン科)Paeonia lactiflora Pall. cv.

ボタン科 ボタン属の落葉小低木。またはボタン属(Paeonia)の総称。
別名は富貴花、百花王、花神、深見草など多数。
以前はキンポウゲ科に分類されていたが、おしべ花床の形状の違いから現在はボタン科とされている。
実家の庭に咲いていました。

作者 プロフィール

佐藤 絹恵 Sato, Kinue(東京都)

1971年生まれ。東京芸大油画科大学院修了後、オランダ政府/文化庁海外留学生として、オランダのライデン大学付属植物標本館でanita氏から植物画(ペン画)の指導を受けました。 そのとき、シーボルトの採取した植物を絵にした江戸時代の植物画家・川原慶賀の原画を見せていただきました。 透き通るような植物画の美しさに心を奪われました。植物に対する見方が変わった瞬間です。

自分の身近にこんなに美しい植物が咲いているんだ、私も描けるようになりたいと思いました。
その後、日本に帰国し、洋食器の会社で、デザイナー/ペインターとして働きながら、空いている時間に少しずつ描いておりました。

2011年に結婚と同時期に退職し、現在は角田葉子先生のもとで楽しく学びながら、東京銀座で2年ごとに個展を開き、遅々として焦るときもありますが、マイペースで描いています。

*科名、学名は作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
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