髙田眞智子 Takata, Machiko
- ハゲイトウ (ヒユ科)Amaranthus tricolor
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葉鶏頭の名の通り、葉を観賞するための植物として知られていますが、古くは枕草子に鎌柄(かまつか)として名がでてくるとか。
8月の暑い時期、庭に花が少ない中、日ごとに鮮やかさを増して、存在感をアピールします。
(透明水彩 35.8×38.7cm)
- タカサゴユリ(ユリ科)Lilium formosanum
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数年前、隣家の庭にタカサゴユリがみごとに咲いていた。あげるから植えなさいと。何回かお断りした。庭を占領されたくなかったが今や庭のアチコチからでてくる。連作障害でなくなるかな~? ちょっと描いておこう。(透明水彩 38.0×29.2cm)
- シクラメン (サクラソウ科) Cyclamen persicum cv.
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(透明水彩・アクリル 29.2×38.4cm)
2021年12月15日更新
作者 プロフィール
髙田 眞智子 Takata, Machiko(大阪府)
小さい時から庭に花がたくさん咲いていた。私も結婚して、ガーデニングなんて洒落た言葉が無い時から、鉢花や苗を買っては枯らしを(笑)繰り返し、それでも四季折々の花が庭を彩ってくれる。
その花達を少しでも絵にできたらと…。でも、なかなか近くに教室がない。年月が過ぎ、やっとめぐり逢えた教室だが、まだ仕事も持っており、その内に両親の介護、孫の世話など…。描けるのも教室に行っている2時間くらいで、家ではなかなか集中して時間が取れず、自分で思うように描けず、もう続けるのは無理かなと思うたびに、奥野先生に誉めてもらったり、自分のペースで進んでね、いつもひと声かけてもらった。とても気持ちが楽になったことを覚えている。
習う事が好きで、いろんなお稽古事をしてもすぐに飽きて続く事がない私が10年以上も続けてこられたのは、花が好き、絵を描くのが好き、なにより先生のご指導、そして、ステキな教室の方々との出会いがあったからだ。いろんな事を教えていただく。残念な事に忘れる事の方が多いのだが、植物画を描いていると、何も考えずに没頭できる。この大切な時間を年を重ねても持っていたいと思う。