丹田勝 Tanda, Masaru

2013年8月30日

【丹田勝:ムラサキゴテン(ツユクサ科)Tradescantia pallida ‘Purple Heart’】

ムラサキゴテン(ツユクサ科)Tradescantia pallida ‘Purple Heart’

高貴な色調と力強い外観を持つ葉は多肉で茎は折れ易い。
いずれも断面は濃く透き通るような緑色。花は9~10月頃1~2輪づつ咲き、やがて萎み枯れる。
この一見 時代遅れの植物を描いてみたいと思った。

【丹田勝:ジャコウソウ(シソ科)Chelonopsis moschata】

ジャコウソウ(シソ科)Chelonopsis moschata

行きつけの植木屋の片隅で、小さなポットのこの野草を見て、湿潤した谷間に人知れず咲く花を連想した。
普段ののんびりした作画ペースでは、やがて落花すると感じたので、構図を考える余地も無く、見たままを急ぎ描いた。

作者 プロフィール

丹田勝 Tanda, Masaru(兵庫県)

元来、勤めていた製薬会社の社員食堂通路壁面に飾られた植物画や、会社が発行する医家向け機関紙の表紙画など小磯良平画伯の薬用植物画作品を、多忙の中、強い興味も無いまま普段から目にする機会が多くあり、この点 植物画と全く無縁と云う訳でもなかったのではないかと感じている。

退職2年後頃、自宅にあったボタニカルアート入門書を見て、一念発起し、それまでのパソコンやカメラはさて置き、カルチャーセンター(コープカルチャー宝塚、ボタニカルアート講座、講師尾形幸子先生)に月間2回参加している。

比較的思い通りに仕上がった作品は、カルチャーセンターの作品展や参加講座が行う作品展に出展するが、クリサンセマム・ホスマリエンセ(キク科)は、日本園芸協会第21回ボタニカルアート展(2009年)に入選、オオマムシグサ(サトイモ科)については、国立科学博物館第29回植物画コンクール(2012年)に一般の部で準佳作として入選する事が出来た。

私にとってのボタニカルアートは、いかにリアルに生きた植物を描く事が出来るかが目的であり、出来上がった作品の美しさについては、そのセンスが無い事が分っているだけに、余り気にしていない。
なお、最近加齢に伴い物忘れの多さや集中力の低下に気付く事があるが、これらを踏まえてボタニカルアートとどの様にすれば少しでも長くお付き合い出来るか、今後の課題でもあり、楽しみでもある。

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