長谷川信子 Hasegawa, Nobuko
- ノアザミ(キク科) Cirsium japonicum
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(透明水彩・紙 58.4×43.4cm)
2023年6月1日更新
- 御殿場桜(バラ科) Cerasus incisa × Cerasus sp.?
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(透明水彩 56.5×44.0cm)
2024年7月15日更新
作者 プロフィール
長谷川 信子 Hasegawa, Nobuko (神奈川県)
私が植物と絵に出会ったのは9歳の時、たまたまご近所に住んでいらっしゃった高校の美術の先生が絵を教えてくださることになり、毎週日曜日、お天気が良い日に大きな画板を持って、自然豊かな野山に出かけては写生を楽しんでいました。とても良い経験で、たぶんこのことがボタニカルアートへとつながるきっかけだったと思います。
高校では選択教科で美術をとり、その時にいろいろな技法があることを知りました。
さらに主人の米国ボストンへの留学同行により、アメリカ中のいろいろな美術館をめぐることができたことで、ボタニカルアートを知ることになりました。素晴らしい植物画との出会いにより、いつかこのような植物画が自分でも描けたらいいなあという思いはありましたが、子育てで時間が過ぎてしまいました。
ようやく自分の時間が持てるようになり、幸運にも石川美枝子先生のご指導のもと、透明水彩で描く植物画を始めることができました。石川先生は、絵を描くことだけにとどまらず、植物画の歴史や時には顕微鏡を覗き植物と向き合い、植物の不思議を教えてくださっています。
今後は自分なりにもっと繊細な植物画が描けるように努力していきたいと思っております。