ギャラリー

*新着イラスト*

中野耀子 Nakano, Akiko

【中野耀子:ホタルブクロ(キキョウ科) Campanula punctata cv.】
ホタルブクロ(キキョウ科) Campanula punctata cv.

(透明水彩・鉛筆・紙 30.0×23.0cm)
2023年6月1日更新

作者 プロフィール

中野 耀子 Nakano, Akiko (神奈川県)

栃木県生れ、里山の自然豊かな環境で育ちました。

印刷編集、イラスト制作、野菜POPデザイナー等の仕事をする中で、自然を間近に観察して描く喜びに目覚め、植物画を描くようになりました。

2019年より小林英成先生に師事。2021年より内城葉子先生に師事。植物を身近な友とし師とし、対話する毎に多くの新しい発見があります。

描く事を通じて、植物たちから、生きる喜び、エネルギーをいただいています。

» この作者のギャラリーページ

長谷川信子 Hasegawa, Nobuko

【長谷川信子:ノアザミ(キク科) Cirsium japonicum】
ノアザミ(キク科) Cirsium japonicum

(透明水彩・紙 58.4×43.4cm)
2023年6月1日更新

作者 プロフィール

長谷川 信子 Hasegawa, Nobuko (神奈川県)

私が植物と絵に出会ったのは9歳の時、たまたまご近所に住んでいらっしゃった高校の美術の先生が絵を教えてくださることになり、毎週日曜日、お天気が良い日に大きな画板を持って、自然豊かな野山に出かけては写生を楽しんでいました。とても良い経験で、たぶんこのことがボタニカルアートへとつながるきっかけだったと思います。

高校では選択教科で美術をとり、その時にいろいろな技法があることを知りました。
さらに主人の米国ボストンへの留学同行により、アメリカ中のいろいろな美術館をめぐることができたことで、ボタニカルアートを知ることになりました。素晴らしい植物画との出会いにより、いつかこのような植物画が自分でも描けたらいいなあという思いはありましたが、子育てで時間が過ぎてしまいました。

ようやく自分の時間が持てるようになり、幸運にも石川美枝子先生のご指導のもと、透明水彩で描く植物画を始めることができました。石川先生は、絵を描くことだけにとどまらず、植物画の歴史や時には顕微鏡を覗き植物と向き合い、植物の不思議を教えてくださっています。

今後は自分なりにもっと繊細な植物画が描けるように努力していきたいと思っております。

» この作者のギャラリーページ

深谷玲子 Fukaya, Reiko

【深谷玲子:トマト (スイートハート)(ナス科) Solanum lycopersicum】
トマト (スイートハート)(ナス科) Solanum lycopersicum

(透明水彩・鉛筆・紙 39.3×29.8cm)
2023年5月15日更新

作者 プロフィール

深谷 玲子 Fukaya, Reiko (東京都)

1989年 多摩美術大学絵画科(油画)卒業。在学中は版画コースを選択し卒業後も木版画を中心に作品を制作していました。
就職後は制作を休止。母の介護を機に早期退職。介護生活の中、植物画に出会いました。街のギャラリーで開催されていた橋立昇先生が指導される教室の展示でした。

2016年 同教室「コスモスの会」に入会。植物画を始めました。

2019年 第31回JGSボタニカルアート展 「ハクモクレン」後援各社賞(東京新聞)
    
2020年以降〜 コロナ禍、身近な植物を前に、その生態や特徴を真摯に見つめ、描いていくことに日々喜びを感じ続けました。多くのコンクールや展示の開催が中止される中、2021年 日本植物画倶楽部に入会。植物への知識や理解を深めていきたいと思います。
まだまだ多くの植物に出会うことが楽しみでなりません。

» この作者のギャラリーページ

西澤久美子 Nishizawa, Kumiko

【西澤久美子:キヅタ(ウコギ科) Hedera rhombea】
キヅタ(ウコギ科) Hedera rhombea

(透明水彩・紙 38.0×30.0cm)
2023年5月15日更新

作者 プロフィール

西澤 久美子 Nishizawa, Kumiko(富山県)

職場近くの教室に誘われるがままに参加したのが、植物画に触れた最初でした。その後、長いブランクを経て「やっぱり植物画って素敵だな」と思い、再開。「日本植物画倶楽部」にも入会いたしました。
素晴らしい作品の数々を拝見するのも楽しみの一つです。

一枚描き終える度、新たな課題が見つかるので日々奮闘しておりますが、私なりに楽しんで描き続けたいと思っています。

» この作者のギャラリーページ

望月正子 Mochizuki, Masako

【望月正子:ロサ ケンティフォリア( バラ科) Rosa ×centifolia】
ロサ ケンティフォリア( バラ科) Rosa ×centifolia

(透明水彩・鉛筆・紙 21.6×31.0cm)
2023年5月1日更新

作者 プロフィール

望月 正子 Mochizuki, Masako (東京都)

自然豊かな地で生まれ育ちました。野原や様々な植物のある庭で、遊ぶ事と絵を描く事が好きな子どもでした。高校卒業後に進学して以来、東京で暮らしています。

仕事をやめ子どもも手を離れましたので、また絵を描きたいと思い、2005年から後藤裕子氏(故人)の教室で学びました。植物画の楽しさ、奥深さを教えて頂きました。とても難しいのですが教室の仲間と植物について語り合う楽しさは、1人で描いているだけでは得られない貴重な時間となりました。
植物を描く事で育てる喜びもより感じられ、幼い頃出会った植物の魅力を再認識しています。

2015年から豊永侑希氏に師事しつつ、2017年より小さな教室で指導させて頂いています。
今後も私なりにコツコツと研鑽に励みたいと思います。

2009年JGSボタニカルアート展東京新聞社賞
2010年世界らん展奨励賞
2011,2014,2017,2018年世界らん展出展
2012年国営沖縄記念公園主催ボタニカルアート展出展
2013年沖縄国際洋蘭博覧会奨励賞
2018年JGSボタニカルアート展主婦と生活賞

» この作者のギャラリーページ

伊藤みゆき Itō, Miyuki

【伊藤みゆき:センダン( センダン科) Melia azedarach】
センダン( センダン科) Melia azedarach

(透明水彩・紙 38.5×29.0cm)
2023年5月1日更新

作者 プロフィール

伊藤 みゆき(愛知県)

植物画を習い始めたきっかけは、2008年、ガーデン仲間でもあった子供の同級生のお母さんから「こんな絵、習い始めたヨ」と見せてもらった植物画に感動し、「私も庭の花を描いてみたい!」と思ったことです。そして、すぐに習い始めました。

その後、先生の体調不良の為 教室が閉鎖、別の先生を探し2016年から高橋京子先生門下の小池昇司先生にご指導頂いています。
「植物の生命力」自然の移り変わりの発見、植物の不思議、四季折々の植物を味わいながら、嬉しく楽しく植物と対話しながら画を描き進め、日々そこに生きている存在に魅了され、感動を頂き、作家活動をさせて頂いています。

2016年からコンテストに参加を始める。
2017年「第29回JGS展」中日新聞賞
2018年 セントラル画材主催「第9回サムホール絵画展」入賞
    「第28回全日本アートサロン絵画大賞展」入選
国立科学博物館主催 「第35回植物画展」(イチョウ)準佳作
2020年    〃      「第37回植物画展」(ラクウショウ)準佳作
2021年    〃      「第38回植物画展」(ノアザミ)館長賞受賞
2022年    〃      「第39回植物画展」(セイタカアワダチソウ)準佳作

» この作者のギャラリーページ

下田佳代子 Misada, Kayoko

【下田佳代子:ギンヨウアカシア(マメ科)Acacia baileyana】
ギンヨウアカシア(マメ科)Acacia baileyana

(透明水彩・鉛筆・紙 44.0×37.0cm)
2023年4月15日更新

作者 プロフィール

下田 佳代子 Misada, Kayoko (栃木県)

子どもの頃から絵が好きで描き続けています。ボタニカルアートとの出会いは1992年です。K先生から手ほどきを受けました。2001年K先生から講座開講を勧められ現在講師をしています。

美術好きが入り口だった私は植物の知識がありませんでした。必要を感じて観察や書物によって少しずつ理解するようになりました。

植物に対する考えが大きく変わったのは植物の書籍の「光合成」の章を読んでからです。たしか中学生の理科で習ったはずでしたが、当時は何の驚きも感動も覚えませんでした。ところが大人になった私は非常に驚き感動したのです。光合成によって植物は有機物つまり炭水化物や糖を生み出します。それは食物連鎖の最も底辺にあり、地球上のいかなる生物も植物なしでは生きていけないという事実です。

水と光と二酸化炭素から有機物と酸素を作り出すという神業は人間の先端科学を駆使してもいまだ不可能なことなのです。そして今世界中で目標に掲げている二酸化炭素削減ですが、植物は地上でも水中でも太古からそれを絶え間なく行っているのです。しかも酸素を供給しながら。

無知だった私は植物を描き始めてやっと植物の恩恵に気づきました。描き方も変わったように思います。初めの頃は見栄えよく描くことに心を砕いていましたが、今は一つ一つの作業をかみしめるように進めています。それは植物に対する心からの尊敬からです。

美しく知的な植物画を描きたい、それが私の目標ですが、魅力ある絵を描けばきっと誰かが目を止めてくれて、そこから植物への関心が広がって植物の大切さを知り、庭やベランダに緑が増えるかもしれません。もう少し広がって公園の緑も増えて、その先にアマゾンの乱開発を止める力があるかもしれません。

ボタニカルアートを描きつつ少しずつ緑の大切さをお伝えして役に立つことができればと、柄にもないことを考えています。

» この作者のギャラリーページ

大工原昌子 Daikuhara, Masako

【大工原昌子:バラ(パパ メイヨン)(バラ科) Rosa ‘MEIsar’ (Papa Meilland®)】
バラ(パパ メイヨン)(バラ科) Rosa ‘MEIsar’ (Papa Meilland®)

(透明水彩・アクリル・紙 44.0×37.0cm)
2023年4月15日更新

作者 プロフィール

大工原 昌子 Daikuhara, Masako (長野県)

ボタニカルアートとの出会いは、以前美術館で18世紀頃の古典的な植物画の展示を見た事がきっかけでした。繊細な美しさに魅了され、2008年頃から独学で始めましたが、しっかり基礎から学びたいと思い、その後通信教育で勉強しました。

2022年度より日本植物画俱楽部に入会させていただきました。
これまでキャンバスにアクリル絵の具での絵を描いてきましたので、白い紙への透明水彩の扱いに四苦八苦しております。
学術的な描き方には程遠いのですが、今は素直に花の美しさを描き留めていきたいと思います。
土に触れ植物を育てるのも大好きで畑の一角に自分のガーデンを作るのが楽しみです。

現在は公民館などでボタニカルアートの仲間作りの為の活動をしています。

» この作者のギャラリーページ

杉澤周子 Sugisawa, Chikako

【杉澤周子:アメリカフウロ(フウロソウ科) Geranium carolinianum】
アメリカフウロ(フウロソウ科) Geranium carolinianum

(透明水彩 33.6×26.8cm)
2023年4月1日更新

作者 プロフィール

杉澤 周子 Sugisawa, Chikako (愛知県)

表現の場を油絵の二次元の世界から3次元の空間表現へ移行、オブジェやインスタレーションに取組んできましたが、屋久杉はじめ白谷雲水峡の原生的な自然に魅了され、その理解を深めたく淑徳大学の「植物の生態」、里山保全アドバイザー養成講座で学び、NACS-J自然観察指導員などの資格を取得、そして里山に移住して自然の中で過ごしています。

現在は大作やインスタレーションから遠のき、心と体を優しくなごませ癒してくれる草花を描く水彩画に魅力を感じています。水彩画は油絵に比べ経験が浅いのですが、自然の生命力や微妙な変化を表現するのに最適の素材と思っています。そして何より癒しの至福の時をもたらしてくれます。
  
 武蔵野美術大学卒業制作(優秀)・はままつ’91公募展・第11回伊豆美術祭絵画公募展・’93東京セントラル美術館油絵大賞展・第14回中日展(賞候補)・ACT大賞’93(佳作)・第13回上野の森美術館大賞展・1995~98春陽会会友・第2回ギャラリー高尾大賞展(準大賞)・’98アーバナート#7・’01 OZC ART PLANNING芸術計画展(選抜)。
ギャラリー高尾・ウエストべスギャラリーコズカ・豊田市美術館ギャラリー等で個展やグループ展。 

» この作者のギャラリーページ

森敏樹 Mori, Toshiki

【森敏樹:ザクロ( ミソハギ科) Punica granatum】
ザクロ( ミソハギ科) Punica granatum

(透明水彩 40.3×30.3cm)
2023年4月1日更新

作者 プロフィール

森 敏樹 Mori, Toshiki (香川県)

1974年の就職後、同僚に誘われ職場の絵画同好会に入会。そこで、故熊田千佳暮さんの絵画集に触れ、動植物の細密画と「埴生の宿」の質素な生活に憧れ、30人ほどの会員の中、一人植物画を描いていました。

この間、植物画家と接することも原画を見る機会もなく、手本にしたのは日本植物画倶楽部のギャラリーと同会員のブログや著書でした。

2017年から細密画の中村光幸先生に彩色の指導を受け、2019年には憧れの日本植物画倶楽部に入会、これを機会に公募展にも出展しています。

身近な野草を前に、その生態や特徴をよく調べ、題材に向かってスケッチしていると、それ自身十分楽しく、それ自身が目的になって、気が付けば50年ほどになりました。

2019年 国立科学博物館主催第37回植物画コンクール「ゴーヤ」準佳作
2022年 高松市民美術展「春景(ヤブツバキにメジロ)」奨励賞
2022年 国立科学博物館主催第39回植物画コンクール「コブシ」佳作

» この作者のギャラリーページ

*科名、学名、作品コメントは作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
▲ページ先頭へ