ギャラリー
*新着イラスト*
小林佳子 Kobayashi, Keiko

- アヤメ( アヤメ科)Iris sanguinea
(透明水彩・鉛筆 41.0×26.5cm)
2023年3月15日更新
作者 プロフィール
小林 佳子 Kobayashi, Keiko (愛知県)
1998年当時、「自己実現」なる言葉が盛んに言われていました。
常々仕事を退職した後の事を考えて何か始めたいと思っていた折、子供達の自立を機に地域学習センターをのぞいて見ました。そこで植物画同好会のポスターが目に留まり、きれいな植物の絵に魅せられ、すんなり参加を決めました。天野岳夫氏(故人)に師事。
しかし、何と広くて奥深い植物の世界…今もその入口で素直に草花と向き合っています。また野菜作りを通して生長にも興味がわき、恵みに感謝感謝です。そして又、いつかこれらの絵の植物たちに陽の光を当てたい(作品展)と考えています。
国立科学博物館植物画コンクール入選 2回
個展 “花、集う展” 4回 ノリタケの森ギャラリー他
遠山栄子 Tohyama, Eiko

- ストレリチア ニコライ( ゴクラクチョウカ科) Strelitzia nicolai
(透明水彩・紙 40.8×49.7cm)
2023年3月15日更新
作者 プロフィール
遠山 栄子 Tohyama, Eiko (千葉県)
2009年、カルチャー教室の植物画講座の体験講習に参加した事を機に学び始めました。この時、花一輪、葉一枚が素敵な作品に仕上がる様子を体験し、難しいと思っていた植物画もここからなら始められる!と思った事がきっかけになりました。
幸い、自然豊かな環境に住んでいる事もあり、描きたい素材は溢れていました。仕事の合間では花の開花とタイミングが合わず、思うように進まない事も多々ありましたが、そんな時は葉を一枚じっくり観察する好い時間にもなりました。
植物の美しさや、意外な仕組みに面白さも増しますが、特徴を生かした学術的な表現の難しさも年々感じている所です。
月1回の教室に向けて、マイペースで続けてこられたのも、相川眞里子先生のやる気UPの声掛けやご指導、仲間の存在が大きいと実感しています。
野に咲く草花にも癒されていますが、華麗に咲き誇るバラや個性的なストレリチアに心惹かれて、描く機会が増えました。描く楽しさと新たな発見が続きそうです。
大橋美津技 Ohashi, Mitsue

- チューリップ( ユリ科)Tulipa cv.
(透明水彩・鉛筆・紙 34.0×25.0cm)
2023年3月1日更新
作者 プロフィール
大橋 美津枝 Ohashi, Mitsue (東京都)
10年ほどデザインの仕事をしていましたが、1997年に夫の赴任に伴ってニューヨークへ。植物画は、郊外にあるNY植物園で学びました。そこでは植物学やポートフォリオ作成等の授業もあり、卒業制作は日本から送って、2003年に無事修了証をいただきました。
縁あって2014年から都内のカルチャー教室で講師をしております。2〜3年おきに開催する作品展を目標に、自然の法則の神秘さに感動しあったり、お互いの表現に影響を受けあったりと、皆さんと楽しく真剣な時間を過ごしています。
日本植物画倶楽部へは、子育てが一段落した2022年に入会しました。多くの素晴らしい作品から沢山の刺激をいただきながら、これからは少しずつ活動の場を広げたいと思っております。
小塚晶子 Kozuka, Akiko

- ドラクラ ゴルゴナ(ラン科)Dracula gorgona
(透明水彩・鉛筆・色鉛筆・紙 36.5×26.0cm)
2023年3月1日更新
作者 プロフィール
小塚 晶子 Kozuka, Akiko (愛知県)
私は世に言う"団塊の世代" です。
ラジオから "Hold me tight" が鳴ったその時からずっと 、嬉しいときも悲しい時も ビートルズの音楽は 私の胸の中で響いています。
1990年辺りですが 友人に誘われてカルチャーセンターの油絵教室に参加しました。 先生の "何でも好きに描きなさい" との言葉に舞い上がって ビートルズと愛する猫ちゃんをテーマに作品をドンド、、、直ぐにドンと壁にぶち当たりました。
⋅⋅⋅やはり 丸いものは丸く、四角いものは四角く描ける基礎がなくては自分のイメージを具象化は出来ないのだと悟りました。
植物画に出会った今日、モデルの植物と対峙する際には何時も "どんなに小さな花でも その種属を繋げていく為に 自らの存在の全てを懸けている" ことに畏敬の念を憶えます。
これからも 自然の妙への敬意を込めて 自分なりの画を描いていければと願っています。
藤田惠子 Fujita, Keiko

- ハチク(イネ科) Phyllostachys nigra var. henonis
筍から竹への生育を描きたかったので根付きの筍を入手した。竹の節は 筍の時に数が決まるので、できるだけ正確に描くように努めた。 (透明水彩・アクリル 69.5×39.6cm)
2023年2月15日更新
作者 プロフィール
藤田 惠子 Fujita, Keiko (東京都)
植物画に興味を持ったのは長男の中学の夏休みの科学の宿題でのことでした。
国立博物館でのコンクール作品の印象も重なり、東京多摩市の市民講座を受講しました。倶楽部の理念に共感し入会しました。
インテリアコーディネーターで多忙な時期はあまり描けない時も続きましたが、京都在住時、京野菜を描いたのをきっかけにタケノコを描き始めました。その数の多さ、美しさ、生長の速さを追いかけているうちにいつの間にか笹竹の観察や描画がとても楽しくなってしまいました。
写真では伝えられない作品を描きたいと思います。
多くの指導者の方々に恵まれ、国内外の方との出会いも続けられている一因となっています。
所属:日本植物画倶楽部 ・ Kobe植物画会・American Society of Botanical Artists(ASBA)
竹文化振興協会Japan Bamboo Society 会員
2009年・2011年・2014年・2015年 京都、東京で個展開催
2011年・2012年Green Currency / 15th Annual International /Coloring Book Colorful Edible (ASBA)
2017年Royal Horticultural Society, London (RHS) ゴールド 受賞
2019年16th Hunt Institute International Exhibition of Botanical Art &Illustration 入選・収蔵
西本眞理子 Nishimoto, Mariko

- ヒビスクス ‘アドニス イエロー’ (アオイ科) Hibiscus ‘Adonis Yello’
本来一日花のハイビスカスが、3日ほど咲き続ける改良品種。夜型人間にとってはありがたいことで、早速購入して描いた。(透明水彩・鉛筆 31.3×24.2cm)
2023年2月15日更新
作者 プロフィール
西本 眞理子 Nishimoto, Mariko
中学校で美術の教員をしていました。
結婚して子供が3人になり、さすがにハードで退職したとき、植物生態学の研究している主人に「いっしょに図鑑をつくろうよ~」と誘われて植物画をはじめました。
以来20年。まだ主人との図鑑は実現していませんが、主人の友人の教授との図鑑ができました。2011年3月、平凡社から出版された「日本カヤツリグサ科植物図譜」。10年かけて描いたペン画は500枚。我ながらよく描いたと感心します。
座右の銘は「継続は力なり」。受験の神様のお言葉で、これがわかる人は同世代です!
著書
星野卓二 正木智美著「岡山県カヤツリグサ科植物図譜Ⅰ・Ⅱ」山陽新聞社の図を担当
「初心者のための植物画」「やさしく学ぶ植物画」
「花のポートレート秋・冬」「花のポートレート春・夏」以上日貿出版社
星野卓二 正木智美著「日本カヤツリグサ科植物図譜」平凡社の図を担当
三浦ひろ子 Miura, Hiroko

- カンアオイ、フタバアオイ( ウマノスズクサ科) Asarum nipponicum var. nipponicum , Asarum caulescens
花の色、形がおもしろく、花は地面近くで咲き、見つけにくい植物だった。
花期は、カンアオイは12月、落葉のフタバアオイは5月。
(透明水彩 37.0×49.5cm)
2023年2月1日更新
作者 プロフィール
三浦 ひろ子 Miura, Hiroko (茨城県)
仕事でゴルフ場開発予定地域の動植物調査をした時、野草の魅力にひかれ、何とかこの美しさを残せないかと思った折に出会ったのが植物画でした。その後、自治体の作った小さな野草園の管理を任され、そこの野草も描いています。
現在、微力ながら公民館等の講師で、植物画の楽しさを伝える活動をしています。又、病院のホスピス病棟等にボランティアで植物画の貸し出しをしてちょうど10年になりました。同じ頃始めたクラシックギターも14~15年になり植物画展示、同時コンサートで楽しんでいます。
だんだん身近な自然が失われつつある今、ひとつでも多くの野草を描き残せたらと思っています。
牧野すぐり Makino, Suguri

- ミズバショウ(サトイモ科)Lysichiton camtschatcense
ミズバショウの南限は兵庫県だが、以前は滋賀県びわ湖バレイの山頂で群生が見られた。しかし現在はほとんどなくなり残念である。
(アクリル・ジェッソ 52.0×38.0cm)
2023年2月1日更新
作者 プロフィール
牧野 すぐり Makino, Suguri (京都府)
これまでイラストレーターとしてクライアントの指示通りの絵を描く 日々でしたが、どうしても植物画を描きたいという思いが強くなり日本植物画倶楽部に入会し皆様の絵をお手本に勉強しながらボタニカ ルア-トを始めました。
学術的に描こうとすると正確さとの戦いに戸惑い、ア-ト的発想とのジレンマに日々奮闘しています。今は純粋なボタニカルア-トとボタニカルなイラストレ-ションとを分けて考えるようにしています。
山野邊れい子 Yamanobe, Reiko

- ニワゼキショウ( アヤメ科) Sisyrinchium
夏の暑い日、庭の片すみに咲いている小さな花のかわいらしさにひかれて描いた。
(透明水彩 30.3×22.9cm)
2023年1月15日更新
作者 プロフィール
山野邊 れい子 Yamanobe, Reiko(埼玉県)
植物画との出会いは、H9年1月~3月NHK教育テレビの『ボタニカルアートの楽しみ植物画を描く』という番組でした。
それまで絵を描いたことがなかった私が少し余裕ができ、教室に通って植物画を実際に描き始めたのは6年後の平成15年です。
その後植物全体に興味が広がっていき、植物画を通じて人と植物の関係を知り、草木のさまざまな仕組みを見て感動したり、植物のすばらしさを実感しています。
今では、植物画を描くことは私の生活の一部になっています。
金海すゑ子 Kanaumi, Sueko

- 丸大根( アブラナ科) Raphanus sativus cv.
規格外に大きく生長したのか、それとも生産過剰になったのか、あぜ道に積まれたままの大根。花の可憐な美と生命力の強さにひかれた。
(アクリル 35.4×24.0cm)
2023年1月15日更新
作者 プロフィール
金海 すゑ子 Kanaumi, Sueko(兵庫県)
メキャベツを農家の直売店で根がついた状態でバケツにつけられて売られているのを見つけた時の感激というか驚きというか・・・スーパーのパック入りしか知らなかったので。
私も田舎育ちですので大体の野菜の姿形は知っているつもりでしたが目からウロコというか・・・そしてうれしくてすぐに描くことにチャレンジでした。不思議な姿が描いている間もとても心を楽しくさせてくれました。野菜の花や姿にもいっそう興味と愛情を感じたきっかけでもありました。
2001年-2004年:NHK植物画教室にて水彩画を受講
2005年-2008年:亀井良子ボタニカルアート教室にてアクリル画を師事
2004年、日本ボタニカルアート協会紙上展にて年間グランプリ受賞
2004年-2010年、日本ボタニカルアート協会全国公募展にて奨励賞、神戸新聞社賞受賞
2005年、国立科学博物館主催植物画コンクール入選
2009年-:神戸新聞文化センターにてボタニカルアート講師