ギャラリー

*新着イラスト*

日野彰子 Hino, Ayako

【日野彰子:キバナシュクシャ(果期)( ショウガ科) Hedychium gardnerianum】
キバナシュクシャ(果期)( ショウガ科) Hedychium gardnerianum

(透明水彩 41.5×28.5cm)
2024年7月15日更新

作者 プロフィール

日野 彰子 Hino, Ayako (奈良県)

幼い頃は野山を駆けまわりどんぐり、熟した実や葉。化石や水晶も集めたりする小さな冒険家でした。葉の化石も持っていた。
大人になってからは植物好きの母の影響で園芸が日課でした。

植物画を始めたきっかけは膝を悪くし歩行困難の折、友人のボタニカルアーティストに植物を描くよう勧められたからです。
植物画は見るものだと思っていましたが、取り組むうちに植物の静かなる努力や戦略を知り、その奥深さに感動し引き込まれていきました。

足が悪くても不足を補う術。適応力。身につけていきなさいね。と教えられている。励まされている。
今は小西美恵子先生、教室の皆さんにも出会い教えと励みが加速した。感謝の日々です。

まだまだ入り口に立ったばかりで課題は沢山ある。少しでも長く続けられるよう足の筋トレをしながら学んでいくことが目下の目標です。
最大の目標は植物のみずみずしさ、個性、生命力を描けるようになることです。

国立科学博物館主催

第35回植物画コンクール(一般の部)

文部科学大臣賞受賞 作品名:ゲットウ

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長谷川信子 Hasegawa, Nobuko

【長谷川信子:御殿場桜(バラ科) Cerasus incisa × Cerasus sp.?】
御殿場桜(バラ科) Cerasus incisa × Cerasus sp.?

(透明水彩 56.5×44.0cm)
2024年7月15日更新

作者 プロフィール

長谷川 信子 Hasegawa, Nobuko (神奈川県)

私が植物と絵に出会ったのは9歳の時、たまたまご近所に住んでいらっしゃった高校の美術の先生が絵を教えてくださることになり、毎週日曜日、お天気が良い日に大きな画板を持って、自然豊かな野山に出かけては写生を楽しんでいました。とても良い経験で、たぶんこのことがボタニカルアートへとつながるきっかけだったと思います。

高校では選択教科で美術をとり、その時にいろいろな技法があることを知りました。
さらに主人の米国ボストンへの留学同行により、アメリカ中のいろいろな美術館をめぐることができたことで、ボタニカルアートを知ることになりました。素晴らしい植物画との出会いにより、いつかこのような植物画が自分でも描けたらいいなあという思いはありましたが、子育てで時間が過ぎてしまいました。

ようやく自分の時間が持てるようになり、幸運にも石川美枝子先生のご指導のもと、透明水彩で描く植物画を始めることができました。石川先生は、絵を描くことだけにとどまらず、植物画の歴史や時には顕微鏡を覗き植物と向き合い、植物の不思議を教えてくださっています。

今後は自分なりにもっと繊細な植物画が描けるように努力していきたいと思っております。

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深谷玲子 Fukaya, Reiko

【深谷玲子:カラー(サトイモ科) Zantedeschia cv.】
カラー(サトイモ科) Zantedeschia cv.

(透明水彩 38.0×30.0cm)
2024年7月1日更新

作者 プロフィール

深谷 玲子 Fukaya, Reiko (東京都)

1989年多摩美術大学油画科卒業。
2016年橋立昇先生に師事。
2019年吉田桂子先生に師事。
2021年日本植物画倶楽部に入会。

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西澤久美子 Nishizawa, Kumiko

【西澤久美子:ロドデンドロン ‘スィンブ サンセット’( ツツジ科)Rhododendron ‘Simbu Sunset’】
ロドデンドロン ‘スィンブ サンセット’( ツツジ科)Rhododendron ‘Simbu Sunset’

(透明水彩 40.0×30.0cm)
2024年7月1日更新

作者 プロフィール

西澤 久美子 Nishizawa, Kumiko(富山県)

職場近くの教室に誘われるがままに参加したのが、植物画に触れた最初でした。その後、長いブランクを経て「やっぱり植物画って素敵だな」と思い、再開。「日本植物画倶楽部」にも入会いたしました。
素晴らしい作品の数々を拝見するのも楽しみの一つです。

一枚描き終える度、新たな課題が見つかるので日々奮闘しておりますが、私なりに楽しんで描き続けたいと思っています。

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大工原昌子 Daikuhara, Masako

【大工原昌子:カヤ(イチイ科) Torreya nucifera】
カヤ(イチイ科) Torreya nucifera

(透明水彩 37.0×45.0cm)
2024年6月15日更新

作者 プロフィール

大工原 昌子 Daikuhara, Masako (長野県)

ボタニカルアートとの出会いは、以前美術館で18世紀頃の古典的な植物画の展示を見た事がきっかけでした。繊細な美しさに魅了され、2008年頃から独学で始めましたが、しっかり基礎から学びたいと思い、その後通信教育で勉強しました。

2022年度より日本植物画俱楽部に入会させていただきました。
これまでキャンバスにアクリル絵の具での絵を描いてきましたので、白い紙への透明水彩の扱いに四苦八苦しております。
学術的な描き方には程遠いのですが、今は素直に花の美しさを描き留めていきたいと思います。
土に触れ植物を育てるのも大好きで畑の一角に自分のガーデンを作るのが楽しみです。

現在は公民館などでボタニカルアートの仲間作りの為の活動をしています。

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望月正子 Mochizuki, Masako

【望月正子:ヤマシャクヤク( ボタン科) Paeonia japonica】
ヤマシャクヤク( ボタン科) Paeonia japonica

(透明水彩 35.0×24.8cm)
2024年6月15日更新

作者 プロフィール

望月 正子 Mochizuki, Masako (東京都)

自然豊かな地で生まれ育ちました。野原や様々な植物のある庭で、遊ぶ事と絵を描く事が好きな子どもでした。高校卒業後に進学して以来、東京で暮らしています。

仕事をやめ子どもも手を離れましたので、また絵を描きたいと思い、2005年から後藤裕子氏(故人)の教室で学びました。植物画の楽しさ、奥深さを教えて頂きました。とても難しいのですが教室の仲間と植物について語り合う楽しさは、1人で描いているだけでは得られない貴重な時間となりました。
植物を描く事で育てる喜びもより感じられ、幼い頃出会った植物の魅力を再認識しています。

2015年から豊永侑希氏に師事しつつ、2017年より小さな教室で指導させて頂いています。
今後も私なりにコツコツと研鑽に励みたいと思います。

2009年JGSボタニカルアート展東京新聞社賞
2010年世界らん展奨励賞
2011,2014,2017,2018年世界らん展出展
2012年国営沖縄記念公園主催ボタニカルアート展出展
2013年沖縄国際洋蘭博覧会奨励賞
2018年JGSボタニカルアート展主婦と生活賞

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森敏樹 Mori, Toshiki

【森敏樹:ツワブキ(キク科)Farfugium japonicum】
ツワブキ(キク科)Farfugium japonicum

(透明水彩 43.5×36.4cm)
2024年6月1日更新

作者 プロフィール

森 敏樹 Mori, Toshiki (香川県)

1974年の就職後、同僚に誘われ職場の絵画同好会に入会。そこで、故熊田千佳暮さんの絵画集に触れ、動植物の細密画と「埴生の宿」の質素な生活に憧れ、30人ほどの会員の中、一人植物画を描いていました。

この間、植物画家と接することも原画を見る機会もなく、手本にしたのは日本植物画倶楽部のギャラリーと同会員のブログや著書でした。

2017年から細密画の中村光幸先生に彩色の指導を受け、2019年には憧れの日本植物画倶楽部に入会、これを機会に公募展にも出展しています。

身近な野草を前に、その生態や特徴をよく調べ、題材に向かってスケッチしていると、それ自身十分楽しく、それ自身が目的になって、気が付けば50年ほどになりました。

2019年 国立科学博物館主催第37回植物画コンクール「ゴーヤ」準佳作
2022年 高松市民美術展「春景(ヤブツバキにメジロ)」奨励賞
2022年 国立科学博物館主催第39回植物画コンクール「コブシ」佳作

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杉澤周子 Sugisawa, Chikako

【杉澤周子:葉痕( イチョウ、オニグルミ、サンショウ、オオカメノキ、 ハンカチノキ、ヤマウルシ、フジ、カキ、ネムノキ) (イチョウ科、クルミ科 、ミカン科、ガマズミ科 、ヌマミズキ科、 ウルシ科、マメ科、カキノキ科 、マメ科 ) Leaf scar: Ginkgo biloba, Juglans mandshurica var. sieboldiana, Zanthoxylum piperitum, Viburnum furcatum…】
葉痕( イチョウ、オニグルミ、サンショウ、オオカメノキ、 ハンカチノキ、ヤマウルシ、フジ、カキ、ネムノキ) (イチョウ科、クルミ科 、ミカン科、ガマズミ科 、ヌマミズキ科、 ウルシ科、マメ科、カキノキ科 、マメ科 ) Leaf scar: Ginkgo biloba, Juglans mandshurica var. sieboldiana, Zanthoxylum piperitum, Viburnum furcatum

(透明水彩・色鉛筆 44.4×31.5cm)
2024年6月1日更新

作者 プロフィール

杉澤 周子 Sugisawa, Chikako (愛知県)

表現の場を油絵の二次元の世界から3次元の空間表現へ移行、オブジェやインスタレーションに取組んできましたが、屋久杉はじめ白谷雲水峡の原生的な自然に魅了され、その理解を深めたく淑徳大学の「植物の生態」、里山保全アドバイザー養成講座で学び、NACS-J自然観察指導員などの資格を取得、そして里山に移住して自然の中で過ごしています。

現在は大作やインスタレーションから遠のき、心と体を優しくなごませ癒してくれる草花を描く水彩画に魅力を感じています。水彩画は油絵に比べ経験が浅いのですが、自然の生命力や微妙な変化を表現するのに最適の素材と思っています。そして何より癒しの至福の時をもたらしてくれます。
  
 武蔵野美術大学卒業制作(優秀)・はままつ’91公募展・第11回伊豆美術祭絵画公募展・’93東京セントラル美術館油絵大賞展・第14回中日展(賞候補)・ACT大賞’93(佳作)・第13回上野の森美術館大賞展・1995~98春陽会会友・第2回ギャラリー高尾大賞展(準大賞)・’98アーバナート#7・’01 OZC ART PLANNING芸術計画展(選抜)。
ギャラリー高尾・ウエストべスギャラリーコズカ・豊田市美術館ギャラリー等で個展やグループ展。 

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大橋美津技 Ohashi, Mitsue

【大橋美津枝:サフラン( アヤメ科) Crocus sativus】
サフラン( アヤメ科) Crocus sativus

(透明水彩・ガッシュ・羊皮紙(ヴェラム)22.8×17.2cm)
 2024年5月15日更新

作者 プロフィール

大橋 美津枝 Ohashi, Mitsue (東京都)

10年ほどデザインの仕事をしていましたが、1997年に夫の赴任に伴ってニューヨークへ。植物画は、郊外にあるNY植物園で学びました。そこでは植物学やポートフォリオ作成等の授業もあり、卒業制作は日本から送って、2003年に無事修了証をいただきました。

縁あって2014年から都内のカルチャー教室で講師をしております。2〜3年おきに開催する作品展を目標に、自然の法則の神秘さに感動しあったり、お互いの表現に影響を受けあったりと、皆さんと楽しく真剣な時間を過ごしています。

日本植物画倶楽部へは、子育てが一段落した2022年に入会しました。多くの素晴らしい作品から沢山の刺激をいただきながら、これからは少しずつ活動の場を広げたいと思っております。


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小塚晶子 Kozuka, Akiko

【小塚晶子:パフィオペディルム ベッラトゥルム( ラン科) Paphiopedilum bellatulum】
パフィオペディルム ベッラトゥルム( ラン科) Paphiopedilum bellatulum

(透明水彩 30.0×40.0cm)  
 2024年5月15日更新

作者 プロフィール

小塚 晶子 Kozuka, Akiko (愛知県)

私は世に言う"団塊の世代" です。
ラジオから "Hold me tight" が鳴ったその時からずっと 、嬉しいときも悲しい時も ビートルズの音楽は 私の胸の中で響いています。

1990年辺りですが 友人に誘われてカルチャーセンターの油絵教室に参加しました。 先生の "何でも好きに描きなさい" との言葉に舞い上がって ビートルズと愛する猫ちゃんをテーマに作品をドンド、、、直ぐにドンと壁にぶち当たりました。
⋅⋅⋅やはり 丸いものは丸く、四角いものは四角く描ける基礎がなくては自分のイメージを具象化は出来ないのだと悟りました。

植物画に出会った今日、モデルの植物と対峙する際には何時も "どんなに小さな花でも その種属を繋げていく為に 自らの存在の全てを懸けている" ことに畏敬の念を憶えます。

これからも 自然の妙への敬意を込めて 自分なりの画を描いていければと願っています。

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*科名、学名、作品コメントは作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
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