ギャラリー
*新着イラスト*
室木彗子 Muroki, Keiko
- ジャーマンアイリス( アヤメ科) Iris cvs.
(透明水彩 44.0×41.0cm)
2024年9月1日更新
作者 プロフィール
室木 彗子 Muroki, Keiko(千葉県)
私は西伊豆で生まれ、横浜で育ち、今は千葉に住んでいます。小学生の頃、春になると亡父と野遊びに出かけました。山菜だけでなく、野草をも愛でて歩きました。
亡父は植物の知識が豊かで、日本で初めてカラー印刷で出版された植物図鑑を所蔵しており、知らない植物を調べてくれました。私の野草好きの原点です。
そんな私が植物画に出会ったのは10年ほど前、展覧会で目にした石川道子先生の絵でした。
その絵に魅了されて、「自分で描いてみたい。でも…」と、3年間も躊躇した末、やっぱり始めようと決心して教室の門を叩きました。今は同好の仲間と一緒に描いています。なんと奥の深い世界なのでしょう。
里山散策で出会った植物を描き、小文を添える手作り画文集を1年1冊のペースで創り始めて5冊完成しました。20種ずつ まとめていますが、まだまだ描いていない草が沢山残っていますから、これからも続けたいと考えています。
“生命を写す”生命感が表現できるようにと心がけるのですが、力不足でなかなか思うようになりません。でも、植物と向き合い、対話しながら描く静かなひとときを大切にしたいと思います。
岸本美季 Kishimoto, Miki
- アジサイ属の交雑品種(アジサイ科)Hortensia hybrid
(透明水彩 42.0×33.0cm)
2024年9月1日更新
作者 プロフィール
岸本 美季 Kishimoto, Miki(兵庫県)
明石市在住。外国の映画やドラマの部屋にかけられている植物の絵に興味がありました。それが植物画と知り、小西美恵子先生の教室で学ぶことになります。
何事もおおざっぱな私には向いてないかも…と思いつつ、植物の自然の造形に魅せられ、それを形にする難しさ、いかに質感をだせるか、実物に近づけるか。日々変化する相手に悪戦苦闘です。
年に数回、子供たちに植物画を教える機会をあたえられ、一生懸命描く姿に初心に戻った気持ちになります。植物画を通していろんな人と出会え、出かける場所もふえました。納得のいく作品は まだまだ描けませんが、じっくりと取り組んでいきたいと思っています。
向井直恵 Mukai, Naoe
- サトイモ( サトイモ科) Colocasia esculenta
(透明水彩 54.0×37.0cm)
2024年8月15日更新
作者 プロフィール
向井 直恵 Mukai, Naoe (兵庫県)
植物画との出会いは、十数年前のイギリス駐在中、フラワーアレンジメントやガーデン巡り、ガーデニング等、好きな花々を満喫していた頃でした。現地のアダルトスクール(自治体運営のカルチャースクール)にボタニカルアートのクラスを見つけました。敷居が高いと思っていた植物画でしたが、クラスはのんびり気楽な雰囲気で、短期間でしたが、身近な植物を観察するのも、描くのも楽しくて、もっと続けてみたいと思いました。帰国後、基礎から本格的にと、尾形幸子先生の植物画講座で、勉強を始めました。続けるほどに植物画の難しさ、奥深さを感じてしまいますが、これからもコツコツと頑張って描いていきたいと思っています。
岡村紀子 Okamura, Noriko
- ナツフジ( マメ科) Wisteria japonica
(透明水彩 37.2×27.2cm)
2024年8月15日更新
作者 プロフィール
岡村 紀子 Okamura, Noriko(福岡県)
ライフワークで1994年から植物観察、2011年からボタニカルアート始めました。野山の花や樹木を愛でてきた経験から山野草を描きたいという気持ちで今日に至っております。
描く植物はほぼ山野草です。デッサンしていると「えっ、こんなふうになっているの?」と改めて植物の形態を知ることが多くその度に何年も何を観てきたのだろうと落ち込むことしきり。また新しく学ぶ事も多々あります。これからも植物を精密に自然のままをモットーに描き続けたいと思います。
郡司敦子 Gunji, Atsuko
- エウコミス (パイナップルリリー)( クサスギカズラ科) Eucomis
(透明水彩 48.0×34.0cm)
2024年8月1日更新
作者 プロフィール
郡司 敦子 Gunji, Atsuko (千葉県)
1956年生まれ
2005年、岩手から千葉に越したのを機に、都内在住の姉から時々植物画展に誘われて、鑑賞するようになり、それがボタニカルアートとの出合いでした。初めは観て楽しむだけでしたが、植物を手にとるように正確に、美しく描く素晴らしさと奥深さに少しずつ興味を持つようになりました。
2016年、少し時間に余裕が出来たので、気になっていたボタニカルアートを学びたいと思い、ボタニカルアートの講師をしている姉に教えてもらいながら描いていましたが、第21回日本植物画倶楽部展を観て、会員の方々の作品からも色々学びたいと思い、2019年同倶楽部に入会しました。
今はまだ、植物の形態を調べるために分解したり、図鑑で調べたり、描画にも時間がかかり、稚拙ですが、日本植物画倶楽部の理念である「植物画を描きまたは鑑賞することを通じて自然に親しみ、自然を慈しむ心を涵養」したいと思っています。
福永三彌子 Fukunaga, Miyako
- サヤエンドウ(マメ科) Pisum sativum var. macrocarpon
(透明水彩 35.0×27.0cm)
2024年8月1日更新
作者 プロフィール
福永 三彌子 Fukunaga, Miyako (広島県)
平成9年頃、NHKの「趣味百科」という番組で、初めてボタニカルアートに出合い心惹かれました。
草花は大好きでしたが、詳しい知識もなく、ただ花を描きたいという思いで数年後NHKのボタニカルアート講座を受講。
現在は木崎なおみ教室にお世話になっています。
木崎先生の丁寧で熱心な教えと、仲間の方たちにもらう刺激のお陰で少しづつ自分らしい絵が描けるようになりました。
今まで気付かなかった植物の仕組み、生命力、働きなどを知るにつれ魅了され感動しています。
道端に咲いている一輪の花が愛おしく思えるこの頃です。
これからも先生から頂いたアドバイスを基に、観察力を磨き、ありのままの姿を描くという基本に沿いながら、その植物の持っている魅力を表現できるよう努力していきたいと思います。
日野彰子 Hino, Ayako
- キバナシュクシャ(果期)( ショウガ科) Hedychium gardnerianum
(透明水彩 41.5×28.5cm)
2024年7月15日更新
作者 プロフィール
日野 彰子 Hino, Ayako (奈良県)
幼い頃は野山を駆けまわりどんぐり、熟した実や葉。化石や水晶も集めたりする小さな冒険家でした。葉の化石も持っていた。
大人になってからは植物好きの母の影響で園芸が日課でした。
植物画を始めたきっかけは膝を悪くし歩行困難の折、友人のボタニカルアーティストに植物を描くよう勧められたからです。
植物画は見るものだと思っていましたが、取り組むうちに植物の静かなる努力や戦略を知り、その奥深さに感動し引き込まれていきました。
足が悪くても不足を補う術。適応力。身につけていきなさいね。と教えられている。励まされている。
今は小西美恵子先生、教室の皆さんにも出会い教えと励みが加速した。感謝の日々です。
まだまだ入り口に立ったばかりで課題は沢山ある。少しでも長く続けられるよう足の筋トレをしながら学んでいくことが目下の目標です。
最大の目標は植物のみずみずしさ、個性、生命力を描けるようになることです。
国立科学博物館主催
第35回植物画コンクール(一般の部)
文部科学大臣賞受賞 作品名:ゲットウ
長谷川信子 Hasegawa, Nobuko
- 御殿場桜(バラ科) Cerasus incisa × Cerasus sp.?
(透明水彩 56.5×44.0cm)
2024年7月15日更新
作者 プロフィール
長谷川 信子 Hasegawa, Nobuko (神奈川県)
私が植物と絵に出会ったのは9歳の時、たまたまご近所に住んでいらっしゃった高校の美術の先生が絵を教えてくださることになり、毎週日曜日、お天気が良い日に大きな画板を持って、自然豊かな野山に出かけては写生を楽しんでいました。とても良い経験で、たぶんこのことがボタニカルアートへとつながるきっかけだったと思います。
高校では選択教科で美術をとり、その時にいろいろな技法があることを知りました。
さらに主人の米国ボストンへの留学同行により、アメリカ中のいろいろな美術館をめぐることができたことで、ボタニカルアートを知ることになりました。素晴らしい植物画との出会いにより、いつかこのような植物画が自分でも描けたらいいなあという思いはありましたが、子育てで時間が過ぎてしまいました。
ようやく自分の時間が持てるようになり、幸運にも石川美枝子先生のご指導のもと、透明水彩で描く植物画を始めることができました。石川先生は、絵を描くことだけにとどまらず、植物画の歴史や時には顕微鏡を覗き植物と向き合い、植物の不思議を教えてくださっています。
今後は自分なりにもっと繊細な植物画が描けるように努力していきたいと思っております。
深谷玲子 Fukaya, Reiko
- カラー(サトイモ科) Zantedeschia cv.
(透明水彩 38.0×30.0cm)
2024年7月1日更新
作者 プロフィール
深谷 玲子 Fukaya, Reiko (東京都)
1989年多摩美術大学油画科卒業。
2016年橋立昇先生に師事。
2019年吉田桂子先生に師事。
2021年日本植物画倶楽部に入会。
西澤久美子 Nishizawa, Kumiko
- ロドデンドロン ‘スィンブ サンセット’( ツツジ科)Rhododendron ‘Simbu Sunset’
(透明水彩 40.0×30.0cm)
2024年7月1日更新
作者 プロフィール
西澤 久美子 Nishizawa, Kumiko(富山県)
職場近くの教室に誘われるがままに参加したのが、植物画に触れた最初でした。その後、長いブランクを経て「やっぱり植物画って素敵だな」と思い、再開。「日本植物画倶楽部」にも入会いたしました。
素晴らしい作品の数々を拝見するのも楽しみの一つです。
一枚描き終える度、新たな課題が見つかるので日々奮闘しておりますが、私なりに楽しんで描き続けたいと思っています。