ギャラリー
*新着イラスト*
三反栄治 Santan, Eiji
- ヤマイタチシダ( オシダ科) Dryopteris bissetiana
(透明水彩・ガッシュ 45.5×25.5cm)
2024年10月1日更新
作者 プロフィール
三反 栄治 Santan, Eiji(福岡県)
画家、イラストレーター。広告、出版などのメディアで植物画、鳥、動物、昆虫などネイチャー系の仕事をしております。代表作として、キリンの「世界のキッチンから シリーズ」の「ソルティーライチ」のイラスト展開を手掛けました。
また、九州産業大学造形短期大学部の客員教授として芸術一般の授業を行っています。
植物画については、ある時、仕事で花のイラストを描いているうちに出会ったのがボタニカルイラストレーションです。以前から博物画には興味があり、植物画というジャンルとしての存在は知っていましたが、その芸術面と科学面と歴史に惹かれるようになりました。学術的な植物画を基礎としつつ、アーティスティックな表現にも力を注いで制作を続けていきたいと思っています。
増田まこと Masuda, Makoto
- ハナミズキ(ミズキ科) Cornus florida cv.
(透明水彩 39.0×30.0cm)
2024年10月1日更新
作者 プロフィール
増田 まこと Masuda, Makoto(神奈川県)
小さい頃は女の子の絵を描くのが大好きで、瞳には星が2つ、いつも輝いていました。姉が智恵子抄の展覧会に連れて行ってくれたのをきっかけに、絵の展覧会にはよく見に行きました。でも、絵は見る側と思っておりました。
老後に何か打ち込めるものを・と思っておりました折、大船フラワーセンターで開催されたボタニカルの展覧会を友と見に行き、感動しました。
若い頃、山歩きが好きでよく出かけ、そこで出会う野の花や季節の花に心惹かれておりました。
2004年石川道子先生に師事。2017年先生が鎌倉のお教室を引退されるまでお教え頂きました。大船の教室では鎌倉芸術館での年1回の展覧会に、2004年第4回から2017年17回(最終回)まで参加。日本植物画倶楽部では2007年第10回から参加させていただき、今に至ります。
石川先生始め、皆様の暖かいご指導と交流に支えられて、下手でも参加することに意義があり精神で、怖いもの知らずで来ましたが、知れば知るほど自分の至らなさ、ボタニカルの難しさにしょげております。
ただ、花の綺麗さ、神秘さに惹かれ、不出来でも出来上がったときの嬉しさに励まされて、次の花へと…。
出来ればもっと若いうちに始めたかったとの思いもありますが、一歩ずつマイペースで続けていけたら幸せと思っています。
長坂みどり Nagasaka, Midori
- ウラシマソウ( サトイモ科) Arisaema thunbergii subsp. urashima
(透明水彩 52.0×35.0cm)
2024年9月15日更新
作者 プロフィール
長坂 みどり Nagasaka, Midori (京都府)
植物画を始めたのは定年退職してからで、偶々あるところで飾られていた1枚の植物画の、風が吹き抜けるような清々しさに感動したのがきっかけです。
ネットで見つけた小西美恵子先生の作品に憧れてご指導を受け始めて6年が経ちました。花が目の前にあって気持ちは写せても、現実の作品に反映することはできません。6年経った今も描くのが楽しくて描きたくてたまりませんが、だんだんわかってくるほどに時間がかかるようになり、悩むことも増えてきました。
私は絵心が全くなかったので、絵に光や影、質感が描写されているのが不思議で神業としか思えませんでしたが、今やっとほんの少しわかり始めてきたような気がします。まだ、いただいた画題で基礎を学んでいる段階で、作品を作る意図をもって描けてはいません。
これからじっくり自分がどのような植物画を描いていきたいか、探していきたいと思っています。
中根啓子 Nakane, Keiko
- マサキ( ニシキギ科) Euonymus japonicus
(透明水彩 52.0×26.5cm)
2024年9月15日更新
作者 プロフィール
中根 啓子 Nakane,Keiko(兵庫県)
若い頃から庭で山野草を育て、慈しんできました。嫁として、母親としての務めを終え、ボタニカルアートは在宅で出来ると50半ばから習い始めました。第一歩は日本園芸協会の通信講座でした。植物の姿をありのまま写し取りたいと、スケッチブックを開いて向き合っている私は、植物は知れば知るほど奥深いものだと感動を覚えています。
室木彗子 Muroki, Keiko
- ジャーマンアイリス( アヤメ科) Iris cvs.
(透明水彩 44.0×41.0cm)
2024年9月1日更新
作者 プロフィール
室木 彗子 Muroki, Keiko(千葉県)
私は西伊豆で生まれ、横浜で育ち、今は千葉に住んでいます。小学生の頃、春になると亡父と野遊びに出かけました。山菜だけでなく、野草をも愛でて歩きました。
亡父は植物の知識が豊かで、日本で初めてカラー印刷で出版された植物図鑑を所蔵しており、知らない植物を調べてくれました。私の野草好きの原点です。
そんな私が植物画に出会ったのは10年ほど前、展覧会で目にした石川道子先生の絵でした。
その絵に魅了されて、「自分で描いてみたい。でも…」と、3年間も躊躇した末、やっぱり始めようと決心して教室の門を叩きました。今は同好の仲間と一緒に描いています。なんと奥の深い世界なのでしょう。
里山散策で出会った植物を描き、小文を添える手作り画文集を1年1冊のペースで創り始めて5冊完成しました。20種ずつ まとめていますが、まだまだ描いていない草が沢山残っていますから、これからも続けたいと考えています。
“生命を写す”生命感が表現できるようにと心がけるのですが、力不足でなかなか思うようになりません。でも、植物と向き合い、対話しながら描く静かなひとときを大切にしたいと思います。
岸本美季 Kishimoto, Miki
- アジサイ属の交雑品種(アジサイ科)Hortensia hybrid
(透明水彩 42.0×33.0cm)
2024年9月1日更新
作者 プロフィール
岸本 美季 Kishimoto, Miki(兵庫県)
明石市在住。外国の映画やドラマの部屋にかけられている植物の絵に興味がありました。それが植物画と知り、小西美恵子先生の教室で学ぶことになります。
何事もおおざっぱな私には向いてないかも…と思いつつ、植物の自然の造形に魅せられ、それを形にする難しさ、いかに質感をだせるか、実物に近づけるか。日々変化する相手に悪戦苦闘です。
年に数回、子供たちに植物画を教える機会をあたえられ、一生懸命描く姿に初心に戻った気持ちになります。植物画を通していろんな人と出会え、出かける場所もふえました。納得のいく作品は まだまだ描けませんが、じっくりと取り組んでいきたいと思っています。
向井直恵 Mukai, Naoe
- サトイモ( サトイモ科) Colocasia esculenta
(透明水彩 54.0×37.0cm)
2024年8月15日更新
作者 プロフィール
向井 直恵 Mukai, Naoe (兵庫県)
植物画との出会いは、十数年前のイギリス駐在中、フラワーアレンジメントやガーデン巡り、ガーデニング等、好きな花々を満喫していた頃でした。現地のアダルトスクール(自治体運営のカルチャースクール)にボタニカルアートのクラスを見つけました。敷居が高いと思っていた植物画でしたが、クラスはのんびり気楽な雰囲気で、短期間でしたが、身近な植物を観察するのも、描くのも楽しくて、もっと続けてみたいと思いました。帰国後、基礎から本格的にと、尾形幸子先生の植物画講座で、勉強を始めました。続けるほどに植物画の難しさ、奥深さを感じてしまいますが、これからもコツコツと頑張って描いていきたいと思っています。
岡村紀子 Okamura, Noriko
- ナツフジ( マメ科) Wisteria japonica
(透明水彩 37.2×27.2cm)
2024年8月15日更新
作者 プロフィール
岡村 紀子 Okamura, Noriko(福岡県)
ライフワークで1994年から植物観察、2011年からボタニカルアート始めました。野山の花や樹木を愛でてきた経験から山野草を描きたいという気持ちで今日に至っております。
描く植物はほぼ山野草です。デッサンしていると「えっ、こんなふうになっているの?」と改めて植物の形態を知ることが多くその度に何年も何を観てきたのだろうと落ち込むことしきり。また新しく学ぶ事も多々あります。これからも植物を精密に自然のままをモットーに描き続けたいと思います。
郡司敦子 Gunji, Atsuko
- エウコミス (パイナップルリリー)( クサスギカズラ科) Eucomis
(透明水彩 48.0×34.0cm)
2024年8月1日更新
作者 プロフィール
郡司 敦子 Gunji, Atsuko (千葉県)
1956年生まれ
2005年、岩手から千葉に越したのを機に、都内在住の姉から時々植物画展に誘われて、鑑賞するようになり、それがボタニカルアートとの出合いでした。初めは観て楽しむだけでしたが、植物を手にとるように正確に、美しく描く素晴らしさと奥深さに少しずつ興味を持つようになりました。
2016年、少し時間に余裕が出来たので、気になっていたボタニカルアートを学びたいと思い、ボタニカルアートの講師をしている姉に教えてもらいながら描いていましたが、第21回日本植物画倶楽部展を観て、会員の方々の作品からも色々学びたいと思い、2019年同倶楽部に入会しました。
今はまだ、植物の形態を調べるために分解したり、図鑑で調べたり、描画にも時間がかかり、稚拙ですが、日本植物画倶楽部の理念である「植物画を描きまたは鑑賞することを通じて自然に親しみ、自然を慈しむ心を涵養」したいと思っています。
福永三彌子 Fukunaga, Miyako
- サヤエンドウ(マメ科) Pisum sativum var. macrocarpon
(透明水彩 35.0×27.0cm)
2024年8月1日更新
作者 プロフィール
福永 三彌子 Fukunaga, Miyako (広島県)
平成9年頃、NHKの「趣味百科」という番組で、初めてボタニカルアートに出合い心惹かれました。
草花は大好きでしたが、詳しい知識もなく、ただ花を描きたいという思いで数年後NHKのボタニカルアート講座を受講。
現在は木崎なおみ教室にお世話になっています。
木崎先生の丁寧で熱心な教えと、仲間の方たちにもらう刺激のお陰で少しづつ自分らしい絵が描けるようになりました。
今まで気付かなかった植物の仕組み、生命力、働きなどを知るにつれ魅了され感動しています。
道端に咲いている一輪の花が愛おしく思えるこの頃です。
これからも先生から頂いたアドバイスを基に、観察力を磨き、ありのままの姿を描くという基本に沿いながら、その植物の持っている魅力を表現できるよう努力していきたいと思います。