2021年、日本植物画倶楽部は創立30周年を迎えました
イチゴ © Hattori, Tomiko 【イチゴ © Hattori, Tomiko】
日本植物画倶楽部会員は、植物画を描き又は鑑賞することを通じて自然に親しみ、自然を慈しむ心を涵養することを理念とします。

新着情報

『日本の固有植物図譜』が発刊しました

2020年12月25日、『日本の固有植物図譜』が企画スタートから12年かけてついに発刊の運びとなりました。総ページ数562ページ、掲載植物図274点に及ぶ素晴らしい図譜です。刊行予定から2年も遅れてしまい担当者として申し訳ない限りですが、こうして発刊までたどり着くことができました。これは倶楽部員全員の熱い気持ちの結集であると思います。図譜担当として心から御礼申し上げます。

      2020年12月25日 図譜担当 小林英成

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ミニギャラリー

【尾形幸子:バラ  ‘クィーン エリザベス’ (バラ科) Rosa  ‘Queen Elizabeth’】
バラ  ‘クィーン エリザベス’ (バラ科) Rosa  ‘Queen Elizabeth’

(透明水彩 40.0×30.0cm)
2021年9月15日更新

作者 プロフィール

尾形 幸子 Ogata, Sachiko(大阪府)

幼少期、草花はいつも遊び仲間であり、特有の色や匂いが季節の訪れを教えてくれました。
小学生のころから書に親しみ絵を描くことが好きでした。
大学では理学部生物学科植物学専攻。生態学実習での山歩き、植生調査、海浜実習、季節の植物を観察して線画描写した植物形態学実習等々・・フィールドワークや手作業に勤しんだ若いころの時間は今では宝物です。

1996年ごろ、友人からの手紙に添えられた植物画の美しさに心を打たれ、新鮮な驚きを感じました。直面している現実から時々離れる時間をもって、好きなことで少し難しそうなことにチャレンジするのもいいのではないかと考え、1997年から植物画を始めました。当初は単なる趣味のつもりでしたが、その後ご縁があってカルチャースクールの講師になり、神戸市、宝塚市、大阪市、茨木市などの教室で受講生の方々との楽しいお付き合いが続いています。植物画や植物を通してさまざまな出会いをいただけることは有り難いことです。

私自身は主に庭で好きな植物を育てながら描いています。制作は長期間かかってしまうことが多いですが、ひととき土いじりをしたり、植物を眺めるだけでも癒され元気をもらっています。最近(2017年)は、カエデに興味が広がっています。カエデの花は小さく5㎜程度です。実体顕微鏡で観察すると神秘的な造形に驚き、一瞬、時の流れが止まります。そして花との対話が始まります。ゆっくりでも描き留めていければと思います。取材中、カエデの花にミツバチが飛び交い、背後に鶯の声も聞こえます。
こうして自然を味わうことができるのはなんと幸せなことでしょう。

2011年 尾形幸子植物画集 Botanical Art ㏌ my memory を自費出版。

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【山田ひさ子:コナラ (ブナ科) Quercus serrata var. serrata】
コナラ (ブナ科) Quercus serrata var. serrata

(透明水彩 38.7×28.9cm)
2021年9月15日更新

作者 プロフィール

山田 ひさ子 Yamada, Hisako(島根県)

東京生まれ大阪育ち、結婚後転勤で各地を転々とし、岐阜で植物画の師と出会いました。植物学をやっていた長兄の「牧野日本植物図鑑」の巻頭の植物画の美しさに感動したのは十歳位のことでした。大人になっても植物好きは変わらず、所属していた植物同好会の中に植物学に堪能な植物画の先生の存在を知ったのは50歳近くになっていました。

「理想の師をやっと見っけ」と、直ちに押しかけ弟子になり、以来どっぷりはまっています。主人と島根の山の中で小屋を建て2003年に暮らし始めました。都会育ちの私には周囲の自然は宝物。個展をきっかけに植物画の仲間もでき、理想の暮らしをしています。

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