シナマンサク © Yamamoto, Kiyomi 【シナマンサク © Yamamoto, Kiyomi】
日本植物画倶楽部会員は、植物画を描き又は鑑賞することを通じて自然に親しみ、自然を慈しむ心を涵養することを理念とします。

新着情報

『日本の固有植物図譜』が発刊しました

2020年12月25日、『日本の固有植物図譜』が企画スタートから12年かけてついに発刊の運びとなりました。総ページ数562ページ、掲載植物図274点に及ぶ素晴らしい図譜です。刊行予定から2年も遅れてしまい担当者として申し訳ない限りですが、こうして発刊までたどり着くことができました。これは倶楽部員全員の熱い気持ちの結集であると思います。図譜担当として心から御礼申し上げます。

      2020年12月25日 図譜担当 小林英成

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ミニギャラリー

【叶屋多嘉子:ツクシタツナミソウ( シソ科) Scutellaria kiusiana】
ツクシタツナミソウ( シソ科) Scutellaria kiusiana

(透明水彩 30.1×22.0cm)
2024年3月15日更新

作者 プロフィール

叶屋 多嘉子 Kanoya, Takako( 山口県)

2010年NHKカルチャーセンターで植物画を習い始めました。講座終了後も数人の仲間と自宅で描いた絵や植物を持ち寄り、意見交換をしたり、その植物についての知識を深めています。日本の固有植物にも取り組んでいます。

私は自然豊かな田舎に住んでいます。近くには秋吉台があり植物の宝庫です。植物画を始めてから秋吉台を歩くようになり、その植物の多様さに今更ながら驚いています。

描くものは自宅のまわりにあるものばかり。定点観察を目的にあちこち野山を歩いています。

これからも植物画倶楽部の皆さんの作品に刺激をいただきながら毎日少しずつ描いていこうと思っています。

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【佐々木通江:ベニバナ( キク科)   Carthamus tinctorius】
ベニバナ( キク科)   Carthamus tinctorius

(透明水彩 45.5×29.5cm)
 2024年3月15日更新

作者 プロフィール

佐々木 通江 Sasaki, Michie( 京都府)

植物観察を始めた頃、2019年9月府立植物園の植物画展でフラワーエッセンスの師に「これくらいあなたにも描けるんじゃない?」と言われ出展を決めました。
透明水彩の植物画は難しく、応募に間に合わないと、翌月の10月に植物生態学を学ばれた小西先生の教室に入りました。
生態を学ぶ講座は楽しく、1年3ヶ月は毎月未完成でしたが、
ついに目標より1年遅れで完成3作目を出展できました。

週5勤務での製作は、休日、陽が長い季節の出勤前や帰宅後を使っても、植物は変化が早く枯れてしまいます。

2023年は倶楽部入会、兵庫展へ初出展、大阪ボタニカルアート展にも初出展と、自家製酵母のパン作りも止めて頑張ったにもかかわらず不出来、未完成が多く辛い1年でした。

毎月教室の課題で精一杯ですが、昨年は自分で購入したラムズイヤーを描く事ができました。
修正が多いので消すのが得意になりました。なのでアルシュを使っています。
描く時は立てて、首への負担を減らしています。

今後は繊細でも力強いアート作品が描けるようになる事が目標です。

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