鎌野睦 Kamano, Mutsumi
- ノジギク(キク科)Chrysanthemum japonense
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四国、九州、本州の瀬戸内側、太平洋沿岸近くの山野に自生。兵庫県の六甲山は、ノジギク分布の東限にあたる。
25 年程前、宅地を購入した時、造成地に咲いていた株を庭に植えました。
放ったらかしにしても、細々と生きています。
手入れが悪いせいか伸びては倒れ、また伸びてと、何とも姿形が悪いのです。
調べると行儀が悪いのは、我家のノジギクだけでなくて、斜面に自生するため地を這うような姿になるようです。
これが自然で美しい姿なのでしょう。
- マツモトセンノウ(ナデシコ科)Silene sieboldii
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鮮やかな朱赤の花弁には小さな切れ込みがあります。葉もナデシコの仲間とは思えないような厚みを感じます。以前から手に入れたかったマツモトセンノウ、神戸山草会の方からいただきました。(透明水彩 40.5×26.6cm)
- コバノミツバツツジ (ツツジ科) Rhododendron reticulatum
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(透明水彩・墨 38.0×26.0cm)
2022年2月15日更新
作者 プロフィール
鎌野 睦 Kamano, Mutsumi (兵庫県)
植物観察と絵が好きだったら、やっぱり植物画になりますよね。
絵の先生には、絵が悪くなるから植物画はやめるように言われたのですが…。
植物画を描いてみようと思ったのは、「アトリエ」という美術雑誌で太田洋愛さんの「植物画の描き方」という特集をみつけたことがきっかけです。
丁度その頃、神戸のカルチャーセンターで小西美恵子先生のボタニカルアートの講座が始まっていたので、参加させていただきました。
当時から参加していた方々は、それぞれ御自分の教室を持っておられますが、私は未だに生徒の身。小西先生には大変申し訳なく思っております。
ただ、この教室で学んだ事で「緑花の文化士」の証明をいただけたことは、大変嬉しく思っています。