尾関ちづる Ozeki, Chizuru

【尾関ちづる:ヒヨドリジョウゴ(ナス科)Solanum lyratum】
ヒヨドリジョウゴ(ナス科)Solanum lyratum

このヒヨドリジョウゴは近くで見つけ、小苗を庭に植えるとぐんぐんとツルを伸ばしました。
赤い実の房があちらこちらに実り、初夏に咲く愛らしい花の緑のドット、葉の表裏の異なる色、全体を覆う柔らかな毛、眺めているだけで嬉しい気分にしてくれました。

【尾関ちづる:キダチアロエ (ツルボラン科)Aloe arborescens】
キダチアロエ (ツルボラン科)Aloe arborescens

「医者いらず」の別名で、以前は多くの家庭で重宝されました。うっかり霜や雪にあてて、葉が溶けたようになった事も。花の蜜はメジロの好物。南アフリカ原産。現在では、ワシントン条約で輸出入制限があるそうです。(透明水彩 39.0×29.5cm)

【尾関ちづる:ハス (ハス科) Nelumbo nucifera cv.】
ハス (ハス科) Nelumbo nucifera cv.

(透明水彩 49.0×34.2cm)
2021年6月1日更新

作者 プロフィール

尾関 ちづる Ozeki,Chizuru(愛知県)

2001年春、名古屋市公募の植物画講座で植物画を始めました。
子供の頃から昆虫や図鑑が大好きでしたので、この植物図鑑のような技法に魅せられました。
受講終了後は、運よく近くに良い教室があり、続けることが出来ました。
植物好きの両親が植えた草木が庭にあり、題材にも事欠かず、まだ自然が多く残る環境にも恵まれ、今までは見過ごしていた草花を描くたびに、その精巧な造りに感動させられました。

作品の多くは自宅で育て、観察して描くことが多く、植物画は育てる楽しみも もたらしてくれます。
先日は、韓国植物画協会日韓交流展覧会の招待参加をさせていただきました。
以前より、「いつの日か、植物画を通して韓国の方々と友好が持てたら。」と、なんとなく思っておりましたので、大変感謝な事でした。

*科名、学名は作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
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