佐藤和美 Sato, Kazumi

【佐藤和美:ブルーキャッツアイ(オオバコ科(旧ゴマノハグサ科))Otacanthus caeruleus】
ブルーキャッツアイ(オオバコ科(旧ゴマノハグサ科))Otacanthus caeruleus

夏、青紫色の鉢植に目がとまり、買いもとめました。花は穂状に次々と咲いて、花冠は細長い筒状で先は二唇に開き、舷部は平らで青紫色の喉部が白いのでオタカンサスカエルレウスと名づけられています。葉にふれると良い香りがし、爽やかな気持ちになります。秋の終り頃まで咲いていました。ブラジル南部に分布し、常緑矮性低木で、葉は草葉で対生だそうですが、私の家では、冬には枯れてしまいました。

【佐藤和美:フウセントウワタ(キョウチクトウ科) Gomphocarpus physocarpus】
フウセントウワタ(キョウチクトウ科) Gomphocarpus physocarpus

風船のふくらみに凹凸が有り、ふんわりとした感じが描けず、四苦八苦しているうちに実が熟し中より綿毛が飛び出してきた。(アクリル・鉛筆 49.0×35.0cm)

【佐藤和美:トウカイザクラ (バラ科) Cerasus ‘Takenakae’】
トウカイザクラ (バラ科) Cerasus ‘Takenakae’

(アクリル 49.0×35.0cm)
2022年9月1日更新

作者 プロフィール

佐藤 和美 Sato,Kazumi(兵庫県)

植物画を始めたのは1991年です。小西美恵子先生の教室に入り、指導していただき、庭の草花や木を楽しみながら勉強しています。子供の頃に遊んだ草花を思い出して、少しでも自然にふれるような花達が描ければよいのに、と思いつつ、筆を持っています。

このところ、ルーペや20倍に拡大される顕微鏡で植物を見て、小さい花も大きい花と同様に装飾や造りが複雑に出来ている様子に感動し、また魅了されています。

これから、もう少し軽く自然に彩色できれば良いのに、と思いながら描いています。

*科名、学名は作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
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