宇田恵津子 Uda, Etsuko

【宇田恵津子:ワタ(アオイ科)Gossypium】
ワタ(アオイ科)Gossypium

アメリカ綿(アプランド綿)の園芸品種。草丈は25~30cm。透けるような薄いクリーム色がかった花弁。コットンボールが割れ柔らかい綿が出てくる。種は1つ1つ綿毛に包まれている。これらを表現してみた。(透明水彩 36.5×28.7cm)

【宇田恵津子:バラ ‘クライミング アイスバーグ ’(バラ科) Rosa ‘Climbing Iceberg’】
バラ ‘クライミング アイスバーグ ’(バラ科) Rosa ‘Climbing Iceberg’

丈夫で育てやすい人気の白いバラ。房咲きで華麗に咲き誇っている姿は美しく、オレンジ色の涙型した実と共に描きました。白い紙に白い花を描くのは難しく、花びらの影の色には特に気を配りながら仕上げました。(透明水彩 37.0×28.0cm)

【宇田恵津子:リンゴ ‘ふじ’ (バラ科) Malus domestica ‘Fuji’】
リンゴ ‘ふじ’ (バラ科) Malus domestica ‘Fuji’

(透明水彩 31.5×28.0cm)
2021年8月15日更新

作者 プロフィール

宇田 恵津子 Uda, Etsuko (広島県)

一冊の「植物画集」画面いっぱいに描かれた植物の解剖図、写真と見間違うような花の絵に驚かされ細密画の凄さに魅せられたのが始まりでした。退職後、NHKのボタニカルアート講座を知り受講、植物画の難しさに苦戦の2年でした。1年間の空白の時間を持ちましたが植物画への想いは募るばかり。そんな折、木崎奈緒美先生と出会い丁寧な御指導を受け8年が経ちました。日本植物画倶楽部に平成27年春に入会させて戴き会員方の細かな観察と描写に勉強させて戴いております。

知る度に驚かされる植物の神秘な生態、園芸種にも道辺や野山でひっそりと咲いている野生種にも心惹かれます。それぞれの植物が持つ魅力を表現出来たらと、木崎先生の御指導のもとで教室の皆さんと共に絵筆を動かす時間を楽しんでおります。

*科名、学名は作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
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