山川久恵 Yamakawa, Hisae

【山川久恵:キノコ Edible fungi】
キノコ Edible fungi

キノコの絵が欲しくて描きました。絵を描いた後、志賀高原で自然の中のキノコを沢山見てびっくりし、ワクワクしました。いつかは自然の中のキノコを描いてみたいと思います。( 透明水彩 29.5×22.3cm )

作者 プロフィール

山川 久恵 Yamakawa, Hisae(埼玉県)

ボタニカルアートを10年続けられたら植物画の会に出展させていただこうと思い続け、今回出展させていただきまして、嬉しい気持ちと同時にほっとしています。
私自身は野草に惹かれ、日本植物画倶楽部の皆様が私の好きな傾向の絵を描いていらっしゃいますので、いつも作品展がとても楽しみです。
とはいえ、私の方はここのところあまり野草の絵が描けていませんが、キュウリグサの青、オオニシキソウのリンゴのようなかわいらしい実、とても繊細なナズナの花、身近にあるものでも本当に本当に美しいです。野草は描きあげるまでに採取の苦労があって大変、必然園芸のものが多くなってしまい、そこにジレンマがあります。が、園芸の花も生産者の方が心を尽くして作っていらっしゃるものだからと、小林先生が教えて下さいました。野草も園芸の植物も平等ですね。
最近は、目も老化し描くのがやや困難になり、他のことがしたい気持ちも芽生え、あと何年続けられるか判りませんが、早く描きあげてしまいたいというせっかちな気持ちを抑えて、一点一点丁寧な気持ちで描いていきたいと思っています。

*科名、学名は作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
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