山﨑光子 Yamazaki, Mitsuko
- ユリノキ(モクレン科)Liriodendron tulipifera
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北アメリカ原産で、葉の形が「はんてん」に似ているところから「はんてんの木」ともいいます。
英名では「チューリップ・ツリー」で、花の形がチューリップに似ているから、との事です。
栃木県中央公園(宇都宮市の市街地に博物館・緑の相談所・防災設備を併せ持つ大型公園)の正面入口の両側に、大きなユリノキ並木道があります。そのユリノキの花を一枝、緑の相談所でいただきました。散歩の途中でユリノキの下の芽出しをたくさん見つけ、あまりの可愛らしさに描き入れました。その後、このユリノキの絵が公園のシンボルマークになるというご褒美までいただきました。
- タイリントキソウ(ラン科)Pleione formosana
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春の花がまだ咲き出す前に、花木センターでバルブの横から踊り出した様に根の出ているランの花を見つけました。ランはあまり描いた事がないのですが、その動きに惹かれて久しぶりに挑戦してみました。
(透明水彩 22.0×29.4cm)
- 黒椿 (ツバキ科) Camellia japonica ‘Kuro-tsubaki’
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(透明水彩 30.6×19.0cm)
2021年12月15日更新
作者 プロフィール
山﨑 光子 Yamazaki, Mitsuko(栃木県)
美大卒業後、グラフィックデザインの仕事をしていましたが、子育てで休業。その後、カルチャーセンターで植物画を学びました。植物の不思議さに魅せられ、すっかり植物の世界にのめり込んで20年を越えました。
現在、カルチャーセンターや自宅教室で教えていますが、4,5年前から科博や世界らん展のコンクールに毎年入選者が出るようになり、教室全体が盛り上がっています。2009年の10回目の教室展では、29名の参加で記念の画集を作りました。
自画自賛ですが、なかなかの出来映えです。これからも植物観察を楽しみながら、自分らしい植物画を描いていこうと思っております。