米村悦子 Yonemura, Etsuko

【米村悦子:サルトリイバラ(シオデ科)Smilax china】
サルトリイバラ(シオデ科)Smilax china

サルトリイバラは、鋸歯のないまん丸な葉に、秋になったら真っ赤に色づく果実が愛らしく、大好きな植物のひとつです。
この枝は偶然家の近所の花屋さんで見つけて、ラッキー!!と即、購入したものです。

新緑の鮮やかな黄緑色がとにかくまぶしくて、何とかその鮮やかな色や瑞々しさを表現したいと夢中で描きました。
ずっと眺めていてもやっぱり可愛らしく、描いている間中いい気分でした。

【米村悦子:ゼラニウム(フウロソウ科) Pelargonium cv.】
ゼラニウム(フウロソウ科) Pelargonium cv.

(透明水彩 17.0×24.0cm)
2024年4月1日更新

作者 プロフィール

米村 悦子 Yonemura, Etsuko(兵庫県)

・1969年生まれ
・京都精華大学美術学部造形学科版画専攻卒業
・JEUGIAカルチャーららぽーと甲子園にて月2回土曜日に教室を開いています

もともと、道端で拾った枯葉やドングリをデッサンしたり、葉っぱをスケッチブックに描いて楽しんでいました。

2008年より、以前から興味のあった植物画を学ぶためNHK文化センター( 神戸)の尾形幸子先生のクラスに入り、8年弱くらい楽しく通わせていただきました。

平日は会社員としてフルタイムの勤務をしている関係で、山までモチーフを採取しに行ったり、自分で苗から育てる余裕がないので、もっぱらスーパーやお花屋さんで購入したモチーフが中心です。たとえお花屋さんで買ったものであっても、植物を眺めていると[生命力]や[再生力]を感じ取る事が出来るので、日々元気と癒しを与えられています。

ボタニカルアートは植物学的に正しく描く事が重要ですが、それと同じくらい私には楽しくのびのびと好きなように描きたい気持ちがあります。

2016年頃からホスピタルアートに関心が芽生え、2018年9月に市立芦屋病院にて初個展を実施、同年11月以降は神戸市立医療センター中央市民病院にて月替わりの作品展示を継続しています。

私の作品が、見て下さった方を少しだけ元気にしたり、気分転換のきっかけになるような明るく親しみやすいものであれば上出来だと思っています。

*科名、学名は作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
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