吉富恂子 Yoshitomi, Junko

- カランコエ・ガストニス- ボニエリ(ベンケイソウ科)Kalanchoe gastonis-bonnieri
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大きな葉と美しい花にひかれ描く決心をしました。ちょうどね年の新年を迎えた頃で、斑点状しま模様の葉先が可愛いネズミの様に見え、笑みがこぼれたものです。
カランコエ属は「4 弁の合弁花が特徴で、多肉の対生する葉を有する」とありますが、マダガスカル原産のガストニスボンニエリはその特徴を明示しています。英語でDonkey's ears と言うそうで、ロバの耳とは愉快なネーミングです。蕾の顔にも表情があります。

- バラ(シンギニン ザ レイン)(バラ科)Rosa SINGIN' IN THE RAIN (‘MACivy’)
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日頃描く植物以外に、庭の鉢のバラが時々花を咲かせると描くのを楽しみにしている。このバラの色は、今迄あまり描いた事がなく鉢を買い求めた。「Singing in the rain」とは希望を与えてくれるネーミングだ。(アクリル 48.0×33.0cm)

- デルフィニウム、ルリトウワタ (キンポウゲ科、キョウチクトウ科)Delphinium cv., Oxypetalum caeruleum
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(アクリル・カラーボールペン 44.8×31.9cm)
2020年11月15日更新
作者 プロフィール
吉富恂子 Yoshitomi, Junko(兵庫県)
小学生の頃から絵が好きで風景スケッチも続けていますが、何より植物画が生きがいです。
- NHK学園通信教育「植物画を描く」を受講。(2001年4月~2003年11月)
- ボタニカルアート教室にて亀井良子氏に師事。(2003年12月~2011年3月) 教室のグループ展に2004年より出品。 2006年にピッツバーグのPhipps Conservatory and Botanical Gardensに於ける亀井良子教室展に 出品のため渡米し、Carnegie Mellon大学の Hunt Institute for Botanical Documentationも訪問。
- 2007年に日本植物画倶楽部に入会し、2008年第11回巡回展の東京展および北海道展に出品。 2009年10月第12回巡回展・兵庫展にカランコエ・ガストニス・ボニエリを出品。2011年2月第13回倶楽部展・東京展に出品。
- 2011年11月1日に夫の風景写真と恂子の植物画の作品集を発行。2011年11月9日より第13回巡回展・京都展に出品。
- 2012年3月第14回巡回展・東京展に出品。2012年12月名古屋東山植物園にて日本の固有植物1点、2013年2月に茨木県自然博物館にて日本の固有植物2点出品し、各々夫と訪れた。
- 日本植物画倶楽部展第15回、16回、17回、18回、19回、20回、21回(2019年2月)に出品。
- 2019年10月第21回日本植物画倶楽部大阪巡回展に出品。
- 2020年3月31日よりの第22回日本植物画倶楽部展に出品予定であったが、開催中止となる。