吉利令子 Yoshitoshi, Reiko

- サルトリイバラ (シオデ科) Smilax china
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自宅に近い里山のウォーキングで赤い実に出会いました。まるで見つけるのを待ってくれていたようです。
実が色づく頃にはルリタテハの食害で完全な葉は数少ないです。
春、夏、花や青い実を探してまた歩きました。

- タマネギ(ネギ科)Allium cepa cv.
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友人からアカタマネギをいただき、その美しさに魅せられた。描き終えて植えておくと、ぐんぐんネギ坊主(花茎)が伸びそのたくましさにまた感動。結実はしなかったがタマネギの一生を見せてもらった。
(透明水彩 38.0×26.0cm )
作者 プロフィール
吉利 令子 Yoshitoshi, Reiko (愛知県)
若い頃から、ボタニカルアートには心惹かれるものがありました。学生時代は、デザインを専攻しながら銅版画の制作もしました。定年退職まで美術教師を勤めましたので、その間、自身の創作活動は封印してきました。
退職後、やっと自分の時間が出来、念願だったボタニカルアートに本格的に取り組み始めました。幸い一緒に学びあう良き仲間、先生にも恵まれています。5年前から名古屋の「はなびら」の仲間に入れていただいています。
植物に向き合って描いているときが至福の時間で、描くことで心を癒されています。完成させた後の達成感、植物との出会いという楽しみを一つ、また見つけました。植物の個性を魅力的に引き出しながら、自己表現がどこまで出来るか模索中です。