藤田惠子 Fujita, Keiko

【藤田惠子:チヨウキンレン( バショウ科)Musella lasiocarpa】
チヨウキンレン( バショウ科)Musella lasiocarpa

漢字で「地涌金蓮」チュウキンレンともいわれ、春からムクムクと大きくなり、ダイナミックさに惹かれ描きました。花はハスの花に似た苞葉の基部にあり、たくさんの蜜はカナブンや蟻のレストランの如くです。
(透明水彩・アクリル 55.5×40.5cm)

【藤田惠子:シャクヤク (栽培品種)(ボタン科) Paeonia lactiflora  cv.】
シャクヤク (栽培品種)(ボタン科) Paeonia lactiflora cv.

(透明水彩・アクリル・羊皮紙 30.5×25.8cm) 2020年9月1日更新

【藤田惠子:ハチク(イネ科) Phyllostachys nigra  var. henonis】
ハチク(イネ科) Phyllostachys nigra var. henonis

筍から竹への生育を描きたかったので根付きの筍を入手した。竹の節は 筍の時に数が決まるので、できるだけ正確に描くように努めた。 (透明水彩・アクリル 69.5×39.6cm)

2023年2月15日更新

作者 プロフィール

藤田 惠子 Fujita, Keiko (東京都)

植物画に興味を持ったのは長男の中学の夏休みの科学の宿題でのことでした。
国立博物館でのコンクール作品の印象も重なり、東京多摩市の市民講座を受講しました。倶楽部の理念に共感し入会しました。
インテリアコーディネーターで多忙な時期はあまり描けない時も続きましたが、京都在住時、京野菜を描いたのをきっかけにタケノコを描き始めました。その数の多さ、美しさ、生長の速さを追いかけているうちにいつの間にか笹竹の観察や描画がとても楽しくなってしまいました。

写真では伝えられない作品を描きたいと思います。
多くの指導者の方々に恵まれ、国内外の方との出会いも続けられている一因となっています。

所属:日本植物画倶楽部 ・ Kobe植物画会・American Society of Botanical Artists(ASBA)
竹文化振興協会Japan Bamboo Society 会員

2009年・2011年・2014年・2015年 京都、東京で個展開催
2011年・2012年Green Currency / 15th Annual International /Coloring Book Colorful Edible (ASBA)
2017年Royal Horticultural Society, London (RHS) ゴールド 受賞 
2019年16th Hunt Institute International Exhibition of Botanical Art &Illustration 入選・収蔵

*科名、学名は作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
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