橋立昇 Hashidate, Noboru

2017年12月15日

【橋立昇:ヒカゲイノコズチ(ヒユ科) Achyranthes bidentata var. japonica】

ヒカゲイノコズチ(ヒユ科) Achyranthes bidentata var. japonica

この絵は、もともと植物画倶楽部のテーマ「日本の固有種」として描いたものですが、ヒカゲイノコズチは新しく発行された図鑑により、固有種ではなくなりました。
ヒナタイノコズチはたくさんありますが、ヒカゲイノコズチは私の住む江東区にはなく、地図で調べて、まず地名にヒナタまたはヒカゲがはいっている場所を探し、青梅線の日向和田を見つけました。 駅に下り、地元の人に色々と尋ね、野草店でも尋ねたところ「畑の雑草なので店では取り扱わないが、旧地名でヒカゲ和田という所があるから」と教えてもらい、川の対岸まで歩いて行き、やっと見つけて描くことができました。
学名にもJaponicaとあるので固有種からはずれるとは思ってもいませんでした。
しかし、特定の植物を描くことで、色々調べて自生していると思われるところへ行き、地元の人々の話を聞き、探し回るということで、見つけた時の喜びとともに、変わった小旅行をしたような楽しい思い出が心に残りました。

【橋立昇:アケビ (アケビ科)Akebia quinata】

アケビ (アケビ科)Akebia quinata

江東区内のビオトープを仲間と管理しています。そこにあるアケビに多数の花が付き、まず花を描きました。しかし長年結実せず、描き始めてから十年程過ぎて待望の果実が実り、絵を完成させることが出来ました。
(透明水彩 43.5×36.0cm)

作者 プロフィール

橋立昇 Hashidate, Noboru(東京都)

植物画を始めたのは40歳頃で、それまでの趣味は釣りやスキー、バイクで野山を走り回ったりとアウトドア専門でした。その時にはカメラで草花を撮ることが多く、もとから植物に対する興味はあったのかもしれません。
そんな折、家に居る時にできる何かを始めようと思い、通信教育で植物画を申し込み、描き始めたのがきっかけです。
その後、西村俊雄先生の教室へ通い、現在は、吉田桂子先生にご指導いただいています。
現在の活動としては「グループたんぽぽ」にて、年1回のグループ展に参加。
個人としては2年に1回作品展を開いており、2011年の11月にも浅草の孔雀堂画廊で開催の予定です。
植物画を描き始めてから植物学に興味を持つようになり、NPO樹木環境ネットワーク聚にてグリーンセイバーの資格を取り、会員となりました。
また、江東区のネーチャーリーダーの活動に参加して、ビオトープの管理作業等を行っています。 毎年夏には 社団法人 青伸会のユースキャンプにて、子供達への絵画指導にあたっており、これは10年ほど続いています。
また、文京区で生徒さんの指導にもあたり、グループ展も開催しています。
植物画を描くことで活動の場が広がり、多くの貴重な体験や発見がありました。
また、たくさんの仲間と知り合うこともできました。
植物への興味は尽きることがなく、一生涯かけての目的ができました。
植物画と出会えたことに日々感謝をしています。

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