【本間由利子:ソヨゴ(モチノキ科)Ikex pedunculosa var. pedunculosa】

ソヨゴ(モチノキ科)Ikex pedunculosa var. pedunculosa

ソヨゴは雌雄異株。一年枝の葉腋に2~5センチの花柄のある花を初夏に開花させます。
果実は秋に真っ赤に熟し、常緑の葉に映え、波打つ葉が風にそよぐ様からソヨゴと名づけられました。
この美しい葉をどのように表現しようかと、スケッチに鉛筆で影を入れてみたとき、赤い実は赤く、葉はアイボリーブラックのみで描いてみるのも面白いと思いました。
一部に本来の緑の葉を、と思い混在させてしまったのですが、潔く黒だけにしておけば良かったと後悔しています。

【本間由利子:クサボタン(キンポウゲ科)Clematis stans】

クサボタン(キンポウゲ科)Clematis stans

(第13回 日本植物画倶楽部展図録 企画テーマ部門「日本の固有植物」掲載)

作者 プロフィール

本間由利子 Homma, Yuriko(東京都)

草花好きの母の影響で、この世で神様が創造った最も美しいものは植物だと思い、リボンフラワー、ペーパーフラワー、アートフラワーと手を染めてきましたが、テレビでボタニカルアートを見たとき「究極!」とショックを受け、透明水彩絵の具を買いに走ったのは昭和の終わり頃でした。
平成に入り通信教育を知り受講。母に60通近いハガキを描き続け、良い勉強になりました。
その後、小柳吉次先生の講座(‘97.10~’99.3)を経て、2000年10月から小林英成先生に師事し現在に至ります。
先生の植物学に基づく楽しい講義を受け、植物そのものへの興味も高まり、どこを歩いていても様々な植物が目に飛び込んできます。
初めて目にするものを本やインターネットで調べて正体を突き止めたときの喜びは得がたいものですが、山あいの町に生まれ育った頃に、何故もっと植物に目を向けなかったかと残念に思っています。
大勢の同好のお仲間ができたこと、2012年3月にDr.クリスタベル・キングのワークショップに参加できたこと、そこでDr.シャーリー・シャーウッドにお目にかかれたことはボタニカルアートがもたらせてくれた一生の宝物です。
いつか郷里の会津桐をじっくり描いてみたいと思っています。

1998年   NHKサロン大賞 佳作
2001年   国立科学博物館植物画コンクール つくば実験植物園園長賞
2002年   同じく             準佳作
2005年   片桐義子「花日記」に自然史植物画研究会員として参加
2006年   信濃毎日新聞社ほか「植物再見」に上同会員として参加
2008年   練馬区立花とみどりの相談所にて個展

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