井上サタ子 Inoue, Satako

【井上サタ子:サルビア(シソ科)Salvia splendens】
サルビア(シソ科)Salvia splendens

夏から秋にかけて、道端や花壇のあちらこちらに真っ赤なサルビアが咲いているのをよく見かけるものです。
和名は緋衣草、はな言葉は「燃える思い」「知恵」「尊敬」等々、我が家の小さな庭先にいつともなしに咲いており、元々好きな花の一つで、なによりその綺麗な緋色に魅せられて描いてみました。
先生からは「良い色が出ましたね」とお褒めを頂いた作品です。

【井上サタ子:ホンコンシュスラン (ラン科)Ludisia discolor】
ホンコンシュスラン (ラン科)Ludisia discolor

まるでビロードの様な葉に惹かれて、小さな一鉢を買い3年目、8本も花が咲き描き進めました。そして根を起こしてみてびっくり!おせちに使われる「ちょろぎ」の様な形でした。描いてみて発見できる植物画の魅力を再認識。(透明水彩 49.3×34.2cm)

【井上サタ子:ボタン(ボタン科)Paeonia suffruticosa cv.】
ボタン(ボタン科)Paeonia suffruticosa cv.

毎年5月の連休に咲くボタンの花、その時には孫達の来訪でずっと描けずにいたのが、孫達の成長のお陰でようやく描けたのである。
(透明水彩・鉛筆 46.8×39.9cm)
2022年12月1日更新

作者 プロフィール

井上 サタ子 Inoue, Satako (栃木県)

1943年生まれ。
子供の頃から絵筆を持つのが好きでした。
60歳を目前にしてカルチャー教室で植物画に出会い、山崎光子先生に師事し、その後先生の個人教室にお誘い頂きました。

月2回、気の合う仲間達と、時には雑談に花が咲いたり、また緻密な植物達の成り立ちに悩んだりしながらも、先生の的確な御指導の下に、作品の仕上がりを楽しみに学んでおります。

そして、私の性格にぴったりフィットしたのか、今は植物達と向き合い無心に絵筆を動かしている時間が、なにより至福の時となり、また生活の一部と成っております。

*科名、学名は作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
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