勝倉秀美 Katsukura, Hidemi

【勝倉秀美:アジサイ(アジサイ科)Hortensia macrophylla(異名 Hydrangea macrophylla)】
アジサイ(アジサイ科)Hortensia macrophylla(異名 Hydrangea macrophylla

近所でいただいた切り花2本を庭の別々の場所に植えたところ、全く違う2種類の花が咲き、これらは元々の花とも異なる姿です。作品の花は不完全なのか決して結実しませんが、もう一方は壺型の実を作ります。(アクリル 37.0×26.0cm)

【勝倉秀美:カキ(カキノキ科)Diospyros kaki cv.】
カキ(カキノキ科)Diospyros kaki cv.

この作品を描く為に柿について調べたり観察して多くを学んだ。この柿の木には雄花は咲かず雌花ばかり。丸くて甘い柿である。(アクリル・木 29.5×23.5cm)2019年12月15日更新

【勝倉秀美:ブドウ ‘デラウェア’( ブドウ科) Vitis ‘Delaware’】
ブドウ ‘デラウェア’( ブドウ科) Vitis ‘Delaware’

(アクリル・その他 Ø21.5cm)
2023年10月15日更新

作者 プロフィール

勝倉 秀美 Katsukura, Hidemi(愛知県)

露地栽培で実っているスイカがとても大きくて、自分でも育ててみたいと思い、ご近所で畑をお借りてやってみたことがありました。その年はトマトも、ナスも全部諦めてスイカだけに専念しましたら、なんと一夏に大小さまざまのサイズのスイカが26個も実り、大変嬉しかったのを憶えています。まるで絵日記に書きたくなるような楽しい思い出。スイカは地面を這うものだと思っていたのですが、想像以上に葉は大きく茎も太く、つるや葉が生い茂るとひざの高さ以上になり、一面地面を覆い尽くす姿は力強く『迫力』そのものでした。

私たちは植物を食して味わい、育て、観賞し、なお絵に描いて楽しめるなんて、植物はいったいどれほど多く人類に貢献しているのだろうと感謝せずにはいられない・・と思う今日この頃です。最近では、私の植物画を習いたいという方向けに名古屋で教室を開いています。日々の気づきなども発信したり、ボタニカルアートライフを楽しませていただいています。

国立科学博物館植物画コンクール入選。

*科名、学名は作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
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