岡元英香 Okamoto, Eika

【岡元英香:ツルレイシ(ウリ科)Momordica charantia L.】
ツルレイシ(ウリ科)Momordica charantia L.

わが国には、中国から江戸時代初期に渡来したもので、熱帯アジア原産のつる性一年草。
つるは長さ2m以上になり、葉は互生で巻きひげと対生。
花は夏から秋で雌雄同株。果実は熟すると三つに裂けて、赤いゼリー状の果肉に包まれた種子が現われる。
紅肉は甘く食べられるが、果皮は苦いのでニガウリの名がある。漢名は苦瓜。英名もビターメロン。

【岡元英香:キトルス ‘南香’ (ミカン科)Citrus ‘Nanko’ 】
キトルス ‘南香’ (ミカン科)Citrus ‘Nanko’

品種改良は日々進化し、新しい名前のみかん類が店先に並びます。この南香は‘三保早生’と‘クレメンティン’の交配で、温州ミカンのように皮を簡単に剥けませんが、酸味と甘味を併せ持つおいしいミカンです。
(透明水彩・鉛筆・油性色鉛筆 48.8×35.0cm)

作者 プロフィール

岡元英香 Okamoto, Eika(東京都)

1987年、デッサンを習いながら油絵でフランドル花卉画風の絵を描き始めたのが私の植物画のきっかけです。
又、ロンドンのキューガーデンで植物画の講座を受ける機会を得、その後水彩での植物画の講座を受けながら現在に至っています。
2008年から2011年ニューヨークボタニカルガーデンでボタニカルイラストレーションを受講し、卒業免状を取得。

2003年:国立科学博物館主催第19回植物画コンクール入選
2004年:国立科学博物館主催第20回植物画コンクール入選
2005年:「片桐義子 花日記」自然史植物画研究会員としてイラスト掲載
2006年:信濃毎日新聞社他数社のコラムで自然史植物画研究会員としてイラスト掲載
2009年:米国コネチカット州ライ アートセンター主催ボタニカルアートコンクール入選
2010年:ニューヨーク園芸協会主催第13回インターナショナルボタニカルアートコンクール入選
2011年:ニューヨークボタニカルガーデン主催インターナショナルボタニカルアートコンクール入選

*科名、学名は作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
▲ページ先頭へ