高橋馨子 Takahashi, Keiko

【高橋馨子:スギ(ヒノキ科)Cryptomeria japonica】
スギ(ヒノキ科)Cryptomeria japonica

出雲大社の近くに住み、幼少から親しみがある樹木。境内の伐採された枝をいただき描きました。花粉症の原因として悪玉のように言われていますが、建材としても重宝する樹木、国産の材を大事にしたいものです。(透明水彩 31.6×21.7cm)

【高橋馨子:オニグルミ(クルミ科)Juglans ailantifolia】
オニグルミ(クルミ科)Juglans ailantifolia

友達から、何か変な実がついていると連絡があり、早速行ってみるとオニグルミだった。高枝鋏で一枝いただき描く事にした。春に花を!と思っていたが、時既に遅し。いつか雌花、雄花も描きたいと思っている。(透明水彩 39.0×29.1cm)

【高橋馨子:キカラスウリ (ウリ科) Trichosanthes kililowii var. japonica】
キカラスウリ (ウリ科) Trichosanthes kililowii var. japonica

(透明水彩 31.0×23.9cm)
2021年10月1日更新

作者 プロフィール

高橋 馨子 Takahashi, Keiko( 島根県)

バス旅で偶然隣りに坐った人から一枚の葉書をいただいた。植物画教室の展示会の案内だった。以前から機会があれば習いたいと思っていたが、どこで教室が開かれてるかもわからず、諦めていたのでとても嬉しくすぐ会場へ足を向けた。

そこで山田ひさ子先生との出会いがあり大きなご縁をいただくことになった。山田先生の教室は四季の花が咲き乱れる“花の郷”という施設の一部屋で25~6名の生徒が月2回指導を受けている。一年に一度の発表の場で1人2~3点の作品を展示する。10月になると全国八百万の神々が集まる出雲大社の近くでの会場だ。昨年は“花の絵会”も記念の十周年を迎え、私のオニグルミの作品を案内ハガキのモデルにしていただいた。

私は野山の木々や畔の草花、家の周りの楚々とした植物を描くのが好きだ。植物画それぞれ精一杯自分の命を輝かせている・・そんな生き生きとした姿を描けたら良いのに!と。植物画の魅力にひかれている。

制作途中の作品も沢山あるが私の生きた証としてオンリーワンの作品を完成させたいと思っている。

*科名、学名は作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
▲ページ先頭へ