【豊島秀麿:キクザキイチゲ(キンポウゲ科)Anemone pseudoaltaica】

キクザキイチゲ(キンポウゲ科)Anemone pseudoaltaica

サクラの咲く季節に、山裾の林で群生を見かけることが多い10~20cmの可愛い植物です。
林床が明るい早春に芽を出し、開花結実し、根茎に養分を蓄え、林床が暗くなる新緑の季節には枯れる、スプリングエフェメラルといわれる生活をする植物で、近畿地方以北に分布します。
花径が2.5~3cmで、花弁に見えるのはがく片で、白色の花もあります。いずれ、実も描き足すつもりです。
(第13回 日本植物画倶楽部展図録 企画テーマ部門「日本の固有植物」掲載)

【豊島秀麿:ヤブツバキ( ツバキ科)Camellia japonica】

ヤブツバキ( ツバキ科)Camellia japonica

少し暗い庭の隅に、知らぬ間に芽生えたツバキが年を経て成長し、花を咲かせるようになりました。朝の一時、光がさした葉が輝いて見えます。さえないツバキですが、このときだけは綺麗です。(透明水彩 25.7×31.2cm)

作者 プロフィール

豊島秀麿 Toshima, Hidemaro(神奈川県)

花が大好きで、野に咲く花から園芸種までさまざまな花に興味を持ち、学んできました。
山に登り、高山の岩の隙間に咲く花を見つけるのも楽しみの一つでした。
大学では生物学を学び、植物生態学を専攻しました。
高校の生物の教師として自然を教え、自らも自然に接してきました。
 
また、高校で使われる生物の教科書の著者としても活動をしています。
興味を持ったり、美しいと感じたりした植物の記憶を残すため、写真を撮る事を趣味として年月を重ねてきました。
また、必要なときには仕事にも使いました。

ただ、写真は自分が感じたり表現したいと思う植物の姿を表すことが難しく、表現手段として不満を感じています。
植物画は、その不満を解消するために始めたもので、実際の植物を見て感じたことを実物通りに表現する良い手段だと思っています。
ただ、やっと透明水彩絵具に慣れてきた段階で、なかなか自分の思いを絵にすることが出来ずにいます。
絵にしてみたい花はたくさんあるのですが、1枚の絵にかかる時間が長く、もどかしい思いをしています。
いずれは植物画として正確というだけでなく、額に入れて鑑賞したくなるような絵が描きたいと考えています。

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