【山根悦子:ノウルシ(トウダイグサ科)Euphorbia adenochlora】

ノウルシ(トウダイグサ科)Euphorbia adenochlora

田島ヶ原のサクラソウ自生地では、ピンクのサクラソウと共に目にも鮮やかな黄色のノウルシが群生する。
この自生地は国指定特別天然記念物にされている。
かつては近くを流れる荒川が氾濫し、大量の土砂がこの地に運ばれ川伝いにノウルシやサクラソウが生育していた。
現在では1月になると自生地は野焼きされ、その後黒い灰の中からは赤、緑、その中間色のノウルシが芽をのぞかせる。
地表面に近い地中では、ノウルシの黒い地下茎を見ることができる。
(第13回 日本植物画倶楽部展図録 企画テーマ部門「日本の固有植物」掲載)

作者 プロフィール

山根悦子 Yamane, Etsuko(埼玉県)

幼少のころから観察をしながら写生をするのが好きで、アメリカとインドネシアに駐在した経験から各地の自生植物の面白さにに惹かれ、帰国後ボタニカルアートを始めました。
植物を丹念に観察しながら描くボタニカルアートは、その生態の未知なる世界を開く窓口となり、植物絵本制作へと繋がりました。米国第12回Hunt国際展には、生態画として描いたアマドコロと、図鑑的要素を盛り込んだホオズキを出品し、2010年英国RHSでは、田島ヶ原の自生植物を8点シリーズで出品しました。生育環境に適応し子孫を残すために巧みなつくりを進化させてきた植物。そんな不思議な植物の世界を絵本にして多くの人と共有できることが私の夢です。

著書・Works:

・福音館書店刊(かがくのとも)
「ゆうがたさくはな おしろいばな」(2010.7月号)
「ぺんぺんぐさの ふゆとはる」(2013.1月号)は2014年
伊ボローニャ国際絵本原画 展入選作 「リュウノヒゲ ふゆにみつけた あおいたね(2018.2月号)

・挿絵:(学研もちあるき図鑑シリーズ)「まるごと日本の季節」「まるごといつもの食材」
「まるごと近所の生きもの」2011.4~2012.5学研教育出版刊、
「美しい日本の蝶図鑑」2018年ナツメ社刊

・ホルベイン透明水彩絵具Botanical Art 24色セット及び
Botanical Art Watercolor Pad(パッケージにボタニカルアート作品が採用。
色組監修・添付解説書著)

個展: 第1回植物画個展2007 第2回植物画個展2010(東京 木ノ葉画廊にて)
山根悦子「ボタニカルアートとリュウノヒゲ」展2017
(東京 ギャラリーコンセプト21)

企画展: 2014伊ボローニャ国際絵本原画展入選作家企画展「ぺんぺんぐさの ふゆとはる」
(兵庫県R&Pギャラリ-)

山根悦子えほん原画展―身近な植物を描く―2018(能登川図書館・博物館、日野図書館企画展)

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