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当会の理念

日本植物画倶楽部会員は、植物画を描き又は鑑賞することを通じて自然に親しみ、自然を慈しむ心を涵養することを理念とします。…

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ミニギャラリー

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ゼンテイカ(礼文島産)( ワスレグサ科)Hemerocallis dumortieri var. esculenta

日本の最北礼文島では、7月には海岸のお花畑で、鮮やかな黄色のゼンテイカ(エゾカンゾウ)が咲きます。朝開花し、夕方閉じる一日花なので、朝早くから花の前に座ってスケッチした思い出が、なつかしいです。(透明水彩 35.5×27.8cm)

作者 プロフィール

水島一女 Mizushima, Kazume(大阪府)

還暦を迎えてそれまでの職業、仕事を退いたとき、第二の人生をどう過ごそうか、と考えました。
いろいろ思案して、いままでに体験したことのないようなジャンルにチャレンジしてみよう、と探していたときに、東京の青山で、佐藤廣喜先生の個展に“遭遇”、「決めたっ」と、その場で先生に入門をお願いし、大阪から月二回、先生の教室に通うようになりました。

当時、先生はボタニカルアート協会や園芸協会の重鎮、それが一面識もない私を弟子として受け入れて頂き、教室のご指導はもちろん、花を尋ねて海外スケッチ旅行、(スイス、イギリス、カナダ)や恒例の玉原実習、植物知識の学習、フィールドスケッチ、無我夢中の勉強、とにかく楽しい思い出ばかりのつまった時代でした。

先生が入院中、私は作品をパソコンではがきに印刷してみました。
それを先生に送ったところ、病床の先生から電話、10枚ほどの原稿すべてについて、たくさんの意見を頂き、早速改良を重ねて数日後に再校をお送りしましたが、間に合いませんでした。このとき、1998年8月。最後の電話でのお話は、「チャレンジするんだよ」というご遺言だと思っています。

翌年から、角田先生のご推薦で、大阪よみうりカルチャーのボタニカルアートを担当するようになりました。いまも現役です。
実は8年前、私も大腸がんの確定診断を受けました。ステージⅢのa。
入院待ちの10日間ほどの間、開きかけた庭のムベを作品にしました。待機ベッドが空いた、今日入院との連絡を頂いて、作品中央上部の手掌葉5枚1本の彩色をしないまま、「無事生還したら仕上げるからね」と言い残して入院、7時間をこえる手術が成功して退院。
絵との約束は帰宅後真っ先に履行、着色と仕上げをしました。
あとで、「よくそんな大変なときに絵筆を持てたね」という声もありました。

私は、花の絵を佐藤先生に習っていたから、ボタニカルアートを知っていたから、花が私の生命を支えてくれていたのだと思っています。

その数年後、もう一つの難病に遭遇しました。医原性のC型肝炎です。
74歳の私は、治療を拒否されましたが、結論を言えば、医師の勇気があって治癒、以後治療年齢が引き上げられました。勿論、このときのエピソードや作品もありますが、今回はご勘弁ということで・・・。
今年2011年、私は80歳、傘寿を迎えました。
現在も、若い人たちの様々な感性にふれることが楽しく、佐藤先生の宿題の研究もあり、花に好奇心がふくらむばかり。日々充実人生です。

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マツモトセンノウ( ナデシコ科)Silene sieboldii

鮮やかな朱赤の花弁には小さな切れ込みがあります。葉もナデシコの仲間とは思えないような厚みを感じます。以前から手に入れたかったマツモトセンノウ、神戸山草会の方からいただきました。(透明水彩 40.5×26.6cm)

作者 プロフィール

鎌野 睦(兵庫県)

植物観察と絵が好きだったら、やっぱり植物画になりますよね。
絵の先生には、絵が悪くなるから植物画はやめるように言われたのですが…。
植物画を描いてみようと思ったのは、「アトリエ」という美術雑誌で太田洋愛さんの「植物画の描き方」という特集をみつけたことがきっかけです。
丁度その頃、神戸のカルチャーセンターで小西美恵子先生のボタニカルアートの講座が始まっていたので、参加させていただきました。
当時から参加していた方々は、それぞれ御自分の教室を持っておられますが、私は未だに生徒の身。小西先生には大変申し訳なく思っております。
ただ、この教室で学んだ事で「緑花の文化士」の証明をいただけたことは、大変嬉しく思っています。

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