ギャラリー

*新着イラスト*

橋立昇 Hashidate, Noboru

【橋立昇:カリン ( バラ科) Pseudocydonia sinensis】
カリン ( バラ科) Pseudocydonia sinensis

(透明水彩 32.0×22.0cm)
2025年8月15日更新

作者 プロフィール

橋立 昇 Hashidate, Noboru(東京都)

植物画を始めたのは40歳頃で、それまでの趣味は釣りやスキー、バイクで野山を走り回ったりとアウトドア専門でした。その時にはカメラで草花を撮ることが多く、もとから植物に対する興味はあったのかもしれません。

そんな折、家に居る時にできる何かを始めようと思い、通信教育で植物画を申し込み、描き始めたのがきっかけです。
その後、西村俊雄先生の教室へ通い、現在は、吉田桂子先生にご指導いただいています。

現在の活動としては「グループたんぽぽ」にて、年1回のグループ展に参加。
個人としては2年に1回作品展を開いており、2011年の11月にも浅草の孔雀堂画廊で開催の予定です。
植物画を描き始めてから植物学に興味を持つようになり、NPO樹木環境ネットワーク聚にてグリーンセイバーの資格を取り、会員となりました。
また、江東区のネーチャーリーダーの活動に参加して、ビオトープの管理作業等を行っています。 
毎年夏には 社団法人 青伸会のユースキャンプにて、子供達への絵画指導にあたっており、これは10年ほど続いています。
また、文京区で生徒さんの指導にもあたり、グループ展も開催しています。

植物画を描くことで活動の場が広がり、多くの貴重な体験や発見がありました。
また、たくさんの仲間と知り合うこともできました。
植物への興味は尽きることがなく、一生涯かけての目的ができました。
植物画と出会えたことに日々感謝をしています。

» この作者のギャラリーページ

井上サタ子 Inoue, Satako

【井上サタ子:ちぢみほうれん草( ヒユ科) Spinacia oleracea】
ちぢみほうれん草( ヒユ科) Spinacia oleracea

(透明水彩 39.8×29.6cm)
2025年8月15日


作者 プロフィール

井上 サタ子 Inoue, Satako (栃木県)

1943年生まれ。
子供の頃から絵筆を持つのが好きでした。
60歳を目前にしてカルチャー教室で植物画に出会い、山崎光子先生に師事し、その後先生の個人教室にお誘い頂きました。

月2回、気の合う仲間達と、時には雑談に花が咲いたり、また緻密な植物達の成り立ちに悩んだりしながらも、先生の的確な御指導の下に、作品の仕上がりを楽しみに学んでおります。

そして、私の性格にぴったりフィットしたのか、今は植物達と向き合い無心に絵筆を動かしている時間が、なにより至福の時となり、また生活の一部と成っております。

» この作者のギャラリーページ

堅木洋子 Katagi, Yoko

【堅木洋子: カンナ( カンナ科) Canna】
カンナ( カンナ科) Canna

(透明水彩 33.6×26.7cm)
2025年8月1日更新

作者 プロフィール

堅木  洋子(埼玉県)

1998年来、川越市内のNHK文化センターで開講したボタニカルアート教室を機に習い始めました。(講師 金丸陽子先生)
中学生以来絵を描く事はありませんでしたが、植物を観察しながら描くと新しい発見があり、楽しく奥深い世界に出合いました。
父がブドウ園を営んでいたので巨峰を始め、種々の果樹が身近にあり、花が咲いて実が成る、この事を1枚の画面に描きたいと思いました。

年月が経つ間には空白の時期もありますが、山行の際の高山植物や自宅庭の花木等、それぞれの植物の思い出など画面に込めて描いています。

» この作者のギャラリーページ

北博子 Kita, Hiroko

【北博子:ムラサキシキブ(シソ科) Callicarpa japonica】
ムラサキシキブ(シソ科) Callicarpa japonica

(透明水彩・鉛筆 33.0×24.0cm)
2025年8月1日更新

作者 プロフィール

北 博子 Kita, Hiroko(東京都)

私は、芸術系大学卒でもなく、過去も現在も美術系の仕事を本業にしたことはありません。
ただ、絵を描くことは幼いころから好きでした。
1996年、多摩市が募集した講座「植物画入門」を受講。
絵を描きたいだけで、風景でも人物でも何でもよかったのですが、たまたまその講座で描く対象が植物だったのです。
この受講がその後、何十年も植物画を継続することになろうとは。

小林英成先生に師事し、ボタニカルアートの様々な技法はもちろんのこと、ボタニカルアートの歴史、植物が持つ本来の姿・典型的な特徴など、植物学に基づく数々の興味深い講義を受け、私の植物に対する視点は明らかに変化していきました。
これからも、“植物の絵”ではなく“ボタニカルアート”を描き続けていきたいと思っています。

2023年 RHS(王立園芸協会) Botanical Art & Photography ShowでSilver-GiltとJudges Special Award(審査員特別賞)を受賞、“Belgian Hybrid Azalea”がRHSのCollection入り

» この作者のギャラリーページ

小林英成 Kobayashi, Hidenari

【小林英成:帝錦の綴化斑入品種( トウダイグサ科) Euphorbia lactea ‘Cristata Variegata’】
帝錦の綴化斑入品種( トウダイグサ科) Euphorbia lactea ‘Cristata Variegata’

(透明水彩・色鉛筆・イラストボード黒 49.0×49.0cm)
2025年7月15日更新

作者 プロフィール

小林 英成 Kobayashi, Hidenari (東京都)

生まれて5歳までは北海道の牧場、そして中3までは青森県の牧場と、豊かな自然に囲まれての生活だった事もあり、物心がつくころには図鑑が大好きになってました。絵もまた好きで、大学で版画を専攻したことから、博物画を知り、その後 紆余曲折ありましたが、その一分野である植物画を描くようになって現在に至っています。

植物画を学ぶ上で得難い体験だったのは、国会図書館に数年にわたり通い、ルドゥーテの代表作である「ユリ図譜」等、たくさんの貴重な図譜を閲覧することができたことです。
これにより植物学的な表現法に多少目覚めました。

ただ、私は植物は大好きですが、植物学を専門に学んだ訳では無いので、古今東西の優れて学術的な植物画に憧れつつ、同時に、植物学を基盤にした上での自由な表現にも魅力を感じながら制作を続けています。

» この作者のギャラリーページ

高橋馨子 Takahashi, Keiko

【高橋馨子:クサギ( シソ科)  Clerodendrum trichotomum】
クサギ( シソ科)  Clerodendrum trichotomum

(透明水彩 33.8×22.8cm)
2025年7月15日更新 

作者 プロフィール

高橋 馨子 Takahashi, Keiko( 島根県)

バス旅で偶然隣りに坐った人から一枚の葉書をいただいた。植物画教室の展示会の案内だった。以前から機会があれば習いたいと思っていたが、どこで教室が開かれてるかもわからず、諦めていたのでとても嬉しくすぐ会場へ足を向けた。

そこで山田ひさ子先生との出会いがあり大きなご縁をいただくことになった。山田先生の教室は四季の花が咲き乱れる“花の郷”という施設の一部屋で25~6名の生徒が月2回指導を受けている。一年に一度の発表の場で1人2~3点の作品を展示する。10月になると全国八百万の神々が集まる出雲大社の近くでの会場だ。昨年は“花の絵会”も記念の十周年を迎え、私のオニグルミの作品を案内ハガキのモデルにしていただいた。

私は野山の木々や畔の草花、家の周りの楚々とした植物を描くのが好きだ。植物画それぞれ精一杯自分の命を輝かせている・・そんな生き生きとした姿を描けたら良いのに!と。植物画の魅力にひかれている。

制作途中の作品も沢山あるが私の生きた証としてオンリーワンの作品を完成させたいと思っている。

» この作者のギャラリーページ

相田穎子 Aida, Eiko

【相田穎子:豊後梅( バラ科) Prunus Bungo Group】
豊後梅( バラ科) Prunus Bungo Group

(透明水彩 43.0×34.0cm)
2025年7月1日更新

作者 プロフィール

相田 穎子 Aida, Eiko(東京都)

練馬区民講座で初級を学び、終了後は2007年に清瀬ボタニカルアート同好会に入りました。良い師や清瀬の仲間、この道を同じくする友人に恵まれて、自然観察や登山も含め、植物にまつわる事は何でも学びたい興味深い世界になっています。

そんな中で"くさかや"と出会いました。講師に「会報だけ毎号買う事はできますか。」と聞きましたら「だめ、会員になれば良いんです。」との返事。たまたま入手した号は、北海道の固有種や巡回展等の内容でした。ちょうど故郷が夕張で、離れた当時に中学生だった同級生数人と再会したばかりだった事もあり、札幌あたりで展覧会があれば絵を見てもらえ、元気でいる事も伝えられ、北の大地の植物を描きに行くチャンスもあるかもしれない…と考え、入会。今から道内での開催を楽しみにしています。

最近はボタニカルアート特有の繊細さ、植物が独自に持つ特徴などをキチンと描けるよう心がけています。雌雄の蕊が咲き進むその時々を盛り込んだり、樹木の肌目の幼成の違い、細かい側脈を忠実に描き込む事などなど。いつまでたっても悩ましいのは色味を出すこと。何色をどれくらい混ぜたら…と、悪戦苦闘は毎度のことです。緑色を何種も混ぜ比べ、独自のカラーチャートを作っている仲間には頭が下がります。

ともあれ、絵の前にずっと佇んで離れ難く思われるような、そんな生き生きとした絵を描くのが目標です。

» この作者のギャラリーページ

西岡美和子 Nishioka, Miwako

【西岡美和子:キウイフルーツ ( マタタビ科) Actinidia deliciosa】
キウイフルーツ ( マタタビ科) Actinidia deliciosa

(透明水彩・ペン・色鉛筆 41.5×28.7cm )
2025年7月1日更新

作者 プロフィール

西岡 美和子 Nishioka, Miwako(東京都)

姉の買った「図案辞典」の花のページを目的もなく、何故かひたすらトレースして満足していた小学生の頃。今、思えば私の絵との関わりはここから?

風景画を学校の玄関に張り出され、秘かにドヤ顔の中学時代。忌野清志郎さんの歌った「♪僕の好きな先生・・・」、その先生の美術を選択し、色々な課題に取り組む。当時はレタリングに夢中。大学の終わり頃、叔父から勧められた「南画」の教室に入会、そこで主に植物(花)を中心に水墨によるやわらかな描線の描き方を学ぶ。

その後、絵とふれあうことはほとんどなかったが、市の広報誌の「『植物画入門講座』生徒募集」の記事を偶然目にして絵への興味が再燃。何の迷いもなく応募。しかし、実は「植物画」とは何ぞや?わからぬままの受講からいつの間にか虜に。私の性格との相性がピッタリだったようだ。

1994年その講座以来、ずっと私の人生の色々な場面にいつも植物画があり、慰めてもらったり、やる気を与えてもらったり。
植物画との出会いに感謝。たくさんの人とのご縁に感謝。これからも細く、長いお付き合いを

» この作者のギャラリーページ

藤原晶子 Fujiwara, Akiko

【藤原晶子:シロヤマブキ( バラ科) Rhodotypos scandens】
シロヤマブキ( バラ科) Rhodotypos scandens

(鉛筆 21.0×16.5cm)
2025年6月15日更新

作者 プロフィール

藤原 晶子 Fujiwara, Akiko (大阪府)

学生時代は細密な油絵を描いていましたが、結婚してからは長いスランプがあり、何を描いて良いのか随分悩んでいました。20年近く前、新聞でボタニカルアートと言うのを知り、これは自分に向いていると思い描き始めました。始めた頃は、植物に対してはあまり興味もなかったのですが、描いていくにつれ、自然の不思議に驚き、その愛らしさに魅了されています。

現在は伊丹、箕面、豊中、吹田の4か所で教室を開き、絵を描く楽しさと植物画の面白さを教えながら、また自分自身も勉強の毎日です。「絵」とは光と構図で成り立ちますが、植物画はそれに加え、観察力が必要です。多分こうなっているだろうなどと思い込まず、見る目を養い、これからも道端の小さな植物にも好奇心を持って、植物画に向き合って行きたいと思います。

» この作者のギャラリーページ

青山八千代 Aoyama, Yachiyo

【青山八千代:クロガネモチ( モチノキ科) Ilex rotunda】
クロガネモチ( モチノキ科) Ilex rotunda

(透明水彩 32.5×24.5cm)
2025年6月15日更新

作者 プロフィール

青山 八千代 Aoyama, Yachiyo(神奈川県)

植物画との出会いは、「秩父の山野草を描く会」で、短期間でしたが、精密に描く経験は楽しく新鮮でした。その後、カルチャースクールの植物画講座で内田彰先生から植物画の基礎を学びました。毎回、植物に関係する文学、歴史、地理の話をして下さり、絵だけでなく植物の奥深さも楽しく学ぶことができたと思います。
数年に渡り同じ植物を何度か描くことがあり、それらを並べてみると、葉の色の作り方、構図の考え方などが少しづつ変化しているのがわかり面白いです。

» この作者のギャラリーページ

*科名、学名、作品コメントは作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
▲ページ先頭へ