ギャラリー
*新着イラスト*
奥野小夜子 Okuno, Sayoko

- アルム イタリクム( サトイモ科) Arum italicum
(透明水彩 48.8×35.8cm)
2025年11月15日更新
作者 プロフィール
奥野 小夜子 Okuno, Sayoko(大阪府)
私が植物画と出会ったのは、もう10数年前の神戸蘭展においてです。当時はボタニカルアートとは知らず、迫力のある絵だと感動した覚えがあります。もっとも、その頃は蘭を育てることが趣味でした。
その後、岸和田市の公民館に講座があるのを知り、早速 申し込み。描く面白さに夢中になり、日本園芸協会の通信講座を終了しました。現在はカルチャースクールで教えています。
熊取町(私が住んでいる)は、自然豊かな所で里山にも恵まれ、モチーフには困りませんが、自然保護という事もあり、最近は家で育てたものや産地直売ショップで買い求めたものを描いています。
【受賞歴等】
第20回 国立科学博物館主催 植物画コンクール:国立科学博物館長賞 他 準佳作1回、佳作2回
日本園芸協会主催 ボタニカルアーティスト誌上コンクール:年間グランプリ受賞
日本園芸協会主催 ボタニカルアート展:ホルベイン画材賞、産経新聞社賞、神戸新聞社賞
【展覧会等】
大阪府立花の文化園主催 ボタニカルアート展
熊取交流センター 煉瓦館 グループ展
田尻歴史館 5人展
第11回「10ヵ国大使夫人のガーデニング in Okura」
ボタニカルアート展 出品
和歌山県教育委員会「わかやま環境学習プログラム」
キイジョウロウホトトギスの挿絵
鈴木裕美 Suzuki, Yumi

- エビネ コオズ ( ラン科) Calanthe Kozu Group
(透明水彩 42.5×31.0cm)
2025年11月15日更新
作者 プロフィール
鈴木 裕美 Suzuki, Yumi(東京都)
多摩市主催の市民植物画講座(講師小林英成さん)を受講して、植物に興味が無かったのですが、植物本来の形態の面白さ、美しさを知り、マイペースに細々と植物画を描き続けています。
特に日本の古典園芸植物に惹かれています。
江戸時代の武家や庶民が熱い想いで園芸ブームを興し、植物を研究し、園芸の技を工夫し、独特な園芸を発展させました。それによって、様々な植物の種類が増えて、今日に残っているものもあります。
ただ、残念ながら、気候変動の影響や育成される方々の高齢化もあって、減っていく種もあります。
私は、変化朝顔、さくらそう、古典菊を描いています。
日本の古典園芸の伝統、素晴らしさを少しでも絵に描き、伝えていきたいと思っております。
変化朝顔研究会 さくらそう会 所属
以下の図譜に参加しました。
・日本の絶滅危惧植物図譜
・日本の帰化植物図譜
・日本の固有植物図譜
影千恵子 Kage, Chieko

- オガタマノキ( モクレン科) Magnolia compressa
(透明水彩 54.5×37.0cm)
2025年11月1日更新
作者 プロフィール
影 千恵子 Kage, Chieko(大阪府)
子供の頃より絵は好きでしたが、入学した大学は化学専攻、8年この分野で働き、考えるところあって再度入学した美大で日本画を専攻、卒業し何年か経って出会ったのがボタニカルアートです。しかし、はじめは余り真剣ではなく、生協活動の方が熱心でした。2000年に当倶楽部の企画で「絶滅危惧植物を描く」に参加した頃より、そろそろエンジンがかかってきました。
また2001年に植物画を愛する仲間で「ボタニカルBOX」をつくり、ほぼ年1回作品展を開催しています。(豊中市民ギャラリー・豊中市民病院ギャラリー・千里中央モノレールギャラリー・その他大阪府立花の文化園のボタニカルアート展・富山県中央植物園「私の植物画展」に出品。)これが活動の元となっています。
これとは別に枚方市内の植物調査をしている「枚方いきもの調査会」に2002年から参加し、ここで植物大好き人間に出会い、里山散策の魅力やら、植物の奥深さに気付かせていただき、以前より少しいろいろの方向から植物を眺めることができるようになり、近年ますます植物の世界に填っています。これから植物の不思議さ・面白さを描けたらいいなと思います。
近藤京子 Kondo, Kyoko

- ジャカランダ(ノウゼンカズラ科)Jacaranda
(透明水彩 48.0×34.0cm)
2025年11月1日更新
作者 プロフィール
近藤 京子 Kondo, Kyoko (広島県)
14年前、TVでボタニカルアートが紹介されているのをみて、さっそくカルチャースクールを探し、1年間通いました。その後、同好会をつくりみなさんと楽しく、無理なく描いてこられたのが今日に続いていると思います。
広島市植物園での作品展を年に一度開催しています。今年で10回目となり、それを記念して「野菜」をテーマに花や実を描くことに力を注ぐ毎日です。広島にはボタニカルアートの指導をしてくださる方がいない為、手探りの活動をしていますが、倶楽部の巡回展はとても大切な情報源であり、刺激となっております。
大原裕美 Ōhara, Yumi

- オカメ( バラ科) Cerasus ‘Okame’
(透明水彩 49.0×37.5cm)
2025年10月15日更新
作者 プロフィール
大原 裕美 Ōhara, Yumi(愛知県)
東京都出身、名古屋市在住。
子供のころから植物とお絵描きは大好きでした。それらが結び付いたのが2001年秋の東山植物園の初心者講習会です。
その後、山田栄利子先生に師事し、ボタニカルアートはなびらに入会後は内城葉子先生に師事しております。お花の絵を描くことから始めましたが、実態顕微鏡で植物の詳細を知ってからは「知りたい&伝えたい」がベースとなり、アートよりサイエンスに方向が変わってきました。幸運なことに国立科学博物館の植物画コンクールで文部科学大臣賞を受賞し、その気持ちがより強くなりました。現在は東山植物園の協力を得て約100種ある桜を描いております。
植物画を通じた先輩や友人にも恵まれました。まだまだ未熟ですが、植物のあるがままの姿に真摯に向き合い描いていきたいと思っています。
佐々木容子 Sasaki, Yoko

- ロサ ノヴァーリス( バラ科) Rosa NOVALIS (‘Korfriedhar’)
(透明水彩 48.0×35.0cm)
2025年10月15日更新
作者 プロフィール
佐々木 容子 Sasaki, Yoko(大阪府)
植物好きの両親の影響で植物画好きになり、園芸植物を植えたり、山歩きをしたりしています。山を歩いていると気分が軽くなりますし、草花の蕾を見つけるとわくわくします。その流れで秋になると目につくキノコにも興味を持つようになりました。キノコは傘と柄だけの単純な構造ですが、知れば知るほど奥が深くいまだ興味が尽きません。また、温室のある小さな植物公園に勤めた折に熱帯植物やランの魅力にも取りつかれました。
植物を3年ほど観察していると、やっとその特徴が理解できて「描きたいな!」と思うようになります。その「描きたいな!」と思った時の感動をうまく表現できるようにと試行錯誤しながらこつこつ描いています。
金﨑美恵子 Kanezaki, Mieko

- ブドウ ‘シャイン マスカット’( ブドウ科) Vitis ‘Shine Muscat’
(透明水彩・アクリル 47.5×35.6cm)
2025年10月1日更新
作者 プロフィール
金﨑美恵子 Kanezaki, Mieko(福岡県)
2011年、私の定年退職を機に京都にて四季折々の景色を散策しながら、今までやりたくても出来なかった事や後回しにしてきた事を環境を変えて集中して学ぶ目標にし、1年間過ごしました。
受講したひとつが植物画でした。
京都朝日カルチャーで小西美恵子先生のご指導を受け、先生の講義や教室の皆さんの絵を見る度に圧倒され目を見張るばかりでした。
当然ながらキャリアの違いを思い知り、それから図書館通いをはじめ、植物画の本を読みあさりました。
教室の先輩の皆様からは沢山のアドバイスを頂き、心から感謝しています。
福岡へ戻って早や3年。
現在は犬島先生にも師事し、教室の皆さんと楽しく交流しながら刺激を受けています。
今後は庭に咲く薔薇をはじめ草花、果実、家庭菜園の野菜などを少しづつ描きながら、我が家のスケッチブックが作れたらと思っています。
デッサンや光と影など勉強したいことが山積みですが、末永く健康で描けたら一番の幸せだと思っています。
松本美智子 Matsumoto, Michiko

- ネズミモチ (モクセイ科) Ligustrum japonicum
(透明水彩 44.2×36.0cm)
2025年10月1日更新
作者 プロフィール
松本 美智子 Matsumoto, Michiko(大阪府)
子供の頃、華道家の母とよく山歩きをし、植物の名前などを教えてもらったりしていました。その頃に買ってもらった「ひかりのくに学習コンパクト図鑑」は写真ではありません。今では珍しい 絵や挿絵なんです。花が大好き、こんな花の絵が描けたらいいのに…と、思っていました。
新聞で「よみうりカルチャー」のボタニカルアート教室を知り、「探していたんです」と、すぐ入門。水島一女先生のご指導をいただいて13年目となります。
2010年に母の三回忌を偲んで、故郷で「松本美智子 植物画展」を行いました。2012年9月には、京都祇園小舎にて「植物画四人展」を開催します。
只々、花が好きで、描くのが好きで始めた私です。植物の生き生きとした姿を表現できるよう、これからも描き続けようと思っています。
中野潤子 Nakano, Junko

- 大輪ミツマタ( ジンチョウゲ科)Edgeworthia chrysantha ‘Grandiflora’
(透明水彩 37.5×25.8cm)
2025年9月15日更新
作者 プロフィール
中野 潤子 Nakano, Junko(大阪府)
関西国際空港工事着工とともに、泉州(大阪南部)の自然環境は一変し、子供の頃から山野に親しんで来た私は危機感を覚えました。消えゆく植物を何らかの形で残しておきたいと始めたのがボタニカルアートでした。
私の場合はアートというより、泉州の野草や自分で育てた野菜を観察日記・記録のつもりで描いています。また博物館の学芸員さんや研究者さんから、おゆずりしていただいた貴重な植物も記録を残すために描かせていただいています。
2004年~2006年までの2年間山本武子先生に御指導いただき、その後我流で描いていましたが、先生から薦めていただき2011年から2教室で指導させていただいています。
私の教室では絵を描く前にまずその植物をじっくり観察し、植物の神秘の世界に感動する事からはじまります。植物のしくみを知る事が最も重要だと思っているからです。
2004年 ボタニカルアートを始める
2006年 日本園芸協会(JGS)コンクール 毎日新聞社賞
2009年 日本園芸協会(JGS)コンクール 佳作
2011年 日本園芸協会(JGS)コンクール 毎日新聞社賞
2012年 日本園芸協会(JGS)コンクール 主婦の友社賞
2013年 日本園芸協会(JGS)コンクール 主婦と生活社賞
2015年 日本園芸協会(JGS)コンクール 園芸ガイド賞
2018年 日本園芸協会(JGS)コンクール 佳作
2013年 第30回 国立科学博物館植物画コンクール準佳作
2014年 第31回 国立科学博物館植物画コンクール準佳作
沖野由加子 Okino, Yukako

- キキョウ( キキョウ科) Platycodon grandiflorus
(アクリル 33.5×25.5cm)
2025年9月15日更新
作者 プロフィール
沖野 由加子 Okino, Yukako (兵庫県)
ピアノ講師として音楽に携わっていた傍ら、絵を描くのが好きで長い間ペン画を楽しんでいました。
2000年にエアブラシを使ったイラスト画教室に入った事でアクリル絵の具を知りました。
その後2002年に、もっと彩色画を学びたいと思い、のぞいた教室がアクリル絵の具で植物画を描く、というものでした。細部まで正確に描かれた花の生き生きとした美しさに惹かれ、すぐ入会を決めました。ボタニカルアートの知識も乏しかった私に小西美恵子先生から丁寧な指導をいただき、ただ描くのが楽しくて続けてきましたが、知れば知るほど奥深く、未だに試行錯誤の繰り返しです。